目利きのなせる技(最近読んだ本から)
仕事上のみの人的関係に限ると、この春🌸はどういうわけだか去って行かれる人が多いです。家業を継ぐため、転職等で3人ほど挨拶に来てくれました。うち2人はアラフォーです。いずれも仕事の中身自体が変わるようです。年齢だけで見るとなんとかギリギリラストチャンスというところでしょうか。これまでの歩みの振り返りとこの先の距離が等しくなる、ちょうど折り返し地点でもあります。世代的にもいろいろ考えるのは、誰もが体験することではないでしょうか。
Aさん……あれだけ「実家なんぞ、継がない!!」と言い放っていたのに、なんですか今頃!!瓦職人とか畳職人とかってやりようによっては十分に食っていけるという私の声を完璧に無視していたくせに。(++;
今や和の文化って日本だけの遺産だけではないのですよ!情報発信の方法も20年前と今じゃ~それこそ雲泥の差、変わらないのはサザエさんの家族構成だけです。 最低10年はかかるだろうけど、人間国宝級のウデを有するお父さんの技術の後継者になってください!
あっ、目ざといAさんのことだから、この本読んで自営業の有利さにやっと気がついたのかも。ちょっと古いけど。私も読み返しました。
2002年 かなり古いですが出た当初は確か軽い脱税指南書とか言われていたような記憶が。それだけ当時は、インパクトがあったというところでしょうか。でも、ロバートキヨサキ的な思想が好きです。2015年版が出ているようなので、次回リストに入れておきます。
同時期に出たこの本も手に取ってみました。たまに古い書籍を読み返します。柱となるコンテンツが陳腐化していないか、普遍に使えるものかのチェックを含んでです。

賢人達の投資モデル ― ウォール街の伝説から学べ (ウィザードブックシリーズ)
- 作者: ニッキー・ロス,Nikki Ross,木村規子
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2001/09/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
投資の賢人5人を通して見えてくるのは、目利き力です。それと逆張り思考。加えてオリジナルの目利き力に裏打ちされたブレない鋼のメンタル。休日に人と同じ行動をして、大渋滞に巻き込まれている、なんてことを繰り返しているではダメですね。(自戒の念を込めて….^^; ただし家族と出かける時は仕方ないですけどね….としておきます)
私の好きなエピソードが盛られております。
まあいえば、デニムのリーバイスに似た逸話です。米国1800年代中期カリフォルニアで金が発掘されひと山当てたい輩が殺到します。いわゆるゴールドラッシュです。金を試掘する人々を見ていた若者2人が別の方法で富を得る方法を思いつく。採掘された金を運ぶ輸送車の会社を立ち上げるという話です。並の思考なら、俺たちも掘ろうぜ!となるところですが。
この手の話好きです。いわゆる視点が異なるという例です。これも目利きになるのでしょうね。
“目のつけどころがシャープでしょ!” かっての亀山ブランドは崩壊しましたが。(~~;
(2010年からのスローガンは「目指してる、未来が違う。」らしいデス)
2冊とも図書館で借りました。ちなみにこれは3800円。この本がタダで読めるなんて税金の払い甲斐の一部はこういうところで感じます。さすがにPanRolling出版テッパンの「賢明なる投資家」はなかったですが。