投資マネジメントの訓練にはいいかも
国内株を弄っていた頃から、そう「会社四季報」そう信頼はしていませんでした。自費で購入もしましたが、確か10年で2回ほどだったと思います。だからこの新書もそう興味はおぼえなかったのですが、先日 福岡総合図書館にて偶然にも発掘、ワンセンテンスでも役に立つフレーズがあればいい、という想いから早速手に取ってみました。
いやいや、惹きつけられ一気読みです。まあ新書はそのように編集されているのでしょうけど。(^^;
あの恒年的ベストセラー(?)ひと昔前の投資家必携品『会社四季報』をけっこうな勢いで斬っています。ライバル『日経会社情報』の方が内容の方がとハッキリいいきっております。
本書にある 裏読み術41 を一言で言い表すと
①自らの投資マネジメントをしっかり確立させること。
②そのために四季報独特の語彙の表現に惑わされず四季報と距離を取ること。
③感情コントロール思考を身につける。
この3つです。
でないと
あなたの欲に密かに入り込んで判断を間違った方向へ導く恐れがある。
(本文 裏読み術 ⑦より)
売れることが前提の商業出版本ですので、販売元の何らかの意図が入り込んでいるのは周知の事実です。そこら辺り、どこを捨てるのかの判断を養ういい訓練にはなるかと
思います。
後半は
この本の表本というべき同著者の『「会社四季報」練習帳』への誘導とも取れる
センテンスが何箇所かあるのがちょっとシラけますが、まあ表本もパラ見して見たい気にはなります。
鹿児島に来ています。本日桜島が灰を巻き上げました。
鹿児島県の天気予報には、降灰予想なるものがあります。風向きから市内の方に灰が向かっています。明日、街中は少し灰が積もっているかもしれません。車もうっすら灰化粧(?)しているかもしれません。それでも鹿児島の方々って黒い車が好きなのです。手入れが大変なのですが、薩摩人の心意気とでもいうのでしょうか。灰なんてなんてなんのその!桜島こそが地元民の誇りであり、薩摩の象徴なのです。確かにカッコイイです、桜島。