裁判の報復.....かも。
保険業に従事する知人自ら過去にお世話になったこともあるという、信頼に値する弁護士さんを紹介してもらう手はずになっておりました。ネットで調べたり、GOLF業界に精通している先輩から預託金返還に関するトピックも拝聴したりしました。結果、一言でいうと全額返還は難しいとの見解を得ました。予想通りです。でも、出そう出ないくしゃみのようで何かこう気持ち悪いのです。
紳士のスポーツ&ゲーム?マナー&礼儀が何より優先される?、オイオイ約束を守らずして紳士ってか?どの口がいうとるんや!
とりあえずある程度の費用はかかってもこちらの正当性を主張したい、泣き寝入りしたくない、こういうたぎる想いを秘めてとりあえずは無料の電話相談からとっかかり、1段ギアを上げて1時間5,000円なりの対面相談へと進めようと思いました。
『裁判。。。』いざとなるとこの言葉の持つ重さがドシッと素人身に乗りかかってきました。これまで人ごとだったその単語が我が身にとなった途端、原告側であろうとけっこうな負荷を感じずにはおられません。そして報復という単語が連想ゲームのごとく頭の片隅にちらつき始めました。昨年夏まで福岡に住んでいたので北九州の893の方々の一般市民をも巻き込んだ抗争を見聞きしていたからでしょうか。それも数%かは関与していますが、それよりも「押し屋」の幻想をみてしまったことが大きいのです。
「押し屋」?
読み始めたら寝不足必至、伊坂幸太郎作品の中でも私にとっての金字塔「グラスホッパー」に登場する‘押し屋’………. 言葉そのままです。押すことにかけてのプロです。駅のプラットホームで、交差点で、押して殺すのです。それが手口鮮やか、第3者が押したと周囲に絶対感づかせることなく、自らの意思で飛び込んだとしか見えずに押す。
必殺仕事人のごとく、普段は一般市民として生息しています。キチンとした家庭を持った企業人であったりします。しかし闇の世界からの依頼があればコトは決行されます。
読後、プラットホームの前で立つコトができなくなりました。交差点も然り。
考えすぎなのは百も承知です。が、『絶対無いということは、ない』という黄金律を信じて疑わない私は、今後起こりうる全ての不幸ごとをそれのせいにしてしまいそうで非常に煩わしいのです。
特に家族にコトが及ぶのではないか、との思いが頭のスミに0,00001%でもちらつきはじめることが憂鬱なのです。
会員からの預託金返還問題が頻発しているが、現行の経営状況を説明すれば、皆おとなしく引き下がっているんじゃ、裁判だと!! コイツだけなにさらしとるんじゃ~!!!!!! ちょっと痛いめに合わせたれや~ (アウトレイジ風^^;) 死人に口なし。。。。。
というわけで様子見という名の泣き寝入りです。まあ元は取らせてもらっているので、ちょっとした投資に失敗したと無理からの自分説得という泣き寝入りです。
考えすぎというコトは重々承知しています。しかし『絶対無いということは、ない』

- 作者: 伊坂幸太郎
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