メルカリ9発目!!は死神。
なんだ!!伊坂さんの死神シリーズ(?)
続刊が出ていたのか!!
文庫版は2016年に出ているではないか!!
何をしていた、ワタシ!!
死神というモチーフから見た人間界の捉え方が好きで
何回も読み返した前作「死神の精度」
たまたまメルカリをあたっていたら発掘し、ポチる。
しかも今度は長編!!!!
メシを食うのも忘れる、という表現があるが前作はまさに
その言葉通りに没頭。
まあ短編ということもあって短時間でストーリーを堪能できる、
というのもあったかかもしれない。伊坂ワールドの中毒性は、
一つが終結しても、ハイ!次!と連鎖を求めてしまうこと。
タバコを吸う人が激減した昨今ではすっかり見かけることが
少なくなったが昭和時代のチェーンスモーカー🚬みたいに
途切れることを嫌う。
今回「死神の浮力」は500ページ越え、すでに半分終えた。
かけがえのない我が子の命を奪った犯人が無罪!!
人生を破壊された親はどうする?復習だろ?
究極の命題を突きつけられた気持ち。
これに、死神千葉が絡む。シリアスな場面でも、’ヒトではない’
ズレた千葉の一言が、場の空気を揺らがせる。
伊坂幸太郎は天才だ!!!
先に進みたいけど、終わりたくない、そういうストリーテラー
伊坂幸太郎の真骨頂がいかんなく発揮される。
これシリーズ化希望です!