場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

メルカリ9発目!!は死神。

なんだ!!伊坂さんの死神シリーズ(?)

続刊が出ていたのか!!

文庫版は2016年に出ているではないか!!

何をしていた、ワタシ!!

 

死神というモチーフから見た人間界の捉え方が好きで

何回も読み返した前作「死神の精度」

 

死神の精度 (文春文庫)

死神の精度 (文春文庫)

 

 

たまたまメルカリをあたっていたら発掘し、ポチる。

 

死神の浮力 (文春文庫)

死神の浮力 (文春文庫)

 

 しかも今度は長編!!!! 

メシを食うのも忘れる、という表現があるが前作はまさに

その言葉通りに没頭。

まあ短編ということもあって短時間でストーリーを堪能できる、

というのもあったかかもしれない。伊坂ワールドの中毒性は、

一つが終結しても、ハイ!次!と連鎖を求めてしまうこと。

タバコを吸う人が激減した昨今ではすっかり見かけることが

少なくなったが昭和時代のチェーンスモーカー🚬みたいに

途切れることを嫌う。

 

今回「死神の浮力」は500ページ越え、すでに半分終えた。

かけがえのない我が子の命を奪った犯人が無罪!!

人生を破壊された親はどうする?復習だろ?

究極の命題を突きつけられた気持ち。

これに、死神千葉が絡む。シリアスな場面でも、’ヒトではない’

ズレた千葉の一言が、場の空気を揺らがせる。

伊坂幸太郎は天才だ!!!

 

先に進みたいけど、終わりたくない、そういうストリーテラー

伊坂幸太郎の真骨頂がいかんなく発揮される。

 

これシリーズ化希望です!