場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

実話・ゴミから宝

実績ランクでいうとCクラスですが、懇意にしているお得先があります。ウマが合うというのでしょうか。規模もそう大きくないので、家族的なのがその主因かもしれません。そのF社から‘直接仕事の件ではないけど、一度来て欲しいとの連絡をいただきました。

 

詳細は避けますが、このF社内に開かずの整理棚というものが存在するのを知るのは、取引関係では私だけだと思います。何しろ先代のころからです。開けると整理が大変なので歴代総務が見て見ぬ振りをしてきたという小さな棚です。この度その机周りを新調するので片付け始めると意外なものが出てきたとのことです。で、古株担当で親しい私が知っているかもしれない、というので呼び出されたというのが大まかな流れです。

 

何が出てきた? ………………なんと札幌冬季オリンピックの記念メダルセット!!!!!

札幌オリンピック1972年!!私は小学生、スキージャンプ日の丸飛行隊の快挙はTVでリアルタイムで体験しております。

 

で、これがセット!!!!!!これってどれくらいの価値が?? で、調べて欲しい!!!ってなぜ私に?????

ややこしいことに巻き込まれたくはないのですが……まあこのお得先、高齢化が激しく、若手が少なく信頼性&秘匿性に不安があるのかもしれません。

 

 

で、その手の店を検索し、だいたいの相場のあたりを付け実際に店舗に足を運びました。(何度も言います、なぜ、私なのでしょうか)

 

 

金銀銅のセットの記念メダル🥇🥈🥉  結果 銅は買い取れない、純金銀ではないので溶かして抽出しその時の相場での買取となる。で現在の相場は1セット  85,000円!!!!

 

これが20セットあると述べると、瞬間店長の瞳孔が開いたのがわかりました。

85,000❎20!!!!!!!!!!!!

 

すかさずF社担当者に報告、そもそも誰が何のために購入したものがわからないので…あの、まあしばらくそのままにして置いて。。。。とのことでした。

きっと歴代の担当者からこれを繰り返してきたのではないでしょうか。大変なことを知ってしまいました。F社との関係が微妙になりそうです。

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これです!!!!札幌オリンピック1972年 

物欲ドミノを回避しました。

 

12日(土)13日(日)と大阪にてサウンドメッセ2018が開催されました。ギター、ウクレレの祭典との枕ことばですが、要は物欲発芽→開花→購入への誘導です。タダではありません。前売り1300円(1200円だったかな。。。)当日1500円と映画一本分ほどのお値段です。私はトレンド調査と好きなギター鑑賞のために、初めて足を運びました。開場前から約100人が列を作っておりましたが、若い人が多く、音楽関係の専門学生は無料とのことこの手の学生さんだったかもしれません。そういえば会場の運営にも学生さんが駆り出されており、イベント開催の如何を学べるいい体験になるのではと思いました。当然中にはギター、ベースオタクぽいオヤジもチラホラ見かけました。こういう方達ですね、何十本と所有されているのは。

 

所有欲を刺激させるため会場のあちらこちらでプロの方々が演奏されます。その演奏と自分を重ね合わその楽器さえ手に入れれば、ああいう演奏ができると大きな勘違いをした方々がローンのコーナーにて手続きをしている姿も少なくなかったです。

 

強く感じたのは、ウクレレ人気の高さと新世代エフェクター類の売り込み、ギタールシアーと呼ばれるアコギ制作者の劣らぬ勢いでしょうか。ウクレレはその扱いやすさからか、子供からシニア世代に大人気です。子供達はジブリミュージックを目標に、シニア世代は懐かしの童謡から昭和歌謡、ハワイアンと手軽に肩肘貼らない努力で楽しめるというのがキモなのかと感じました。

 

新世代エフェクター&アコギ(エレキも)個人制作者の深耕は、脱大手メーカーでしょうね。ネットの台頭が巨額の広告費からの呪縛を解き放したのはどの業界でも見られることです。個人制作者も世界に自分の作品を元手をかけずに発表できる時代だとつくづく感じました。

 

私はもしもの時用(^^;)に5万円を持参しましたが、手をつけることなく帰宅しました。プロの演奏も身近に聞けて、目の保養もでき、普段手にできないビンテージものも少しだけ弾かせていただき大満足の1日でした。来年も定点観測に足を運びたいモノです。

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開場直後、お昼頃には人で埋め尽くされます。

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名手 打田十紀夫さんによるカントリーブルース♪デモ演奏 

インド、きてます。

すでに世の中では承知の事実ですが、知識として蓄えるのと実体験に基づく腹落ちとは雲泥の差です。業界内の見本市で、来場者よりも出展社同士のビジネスが加速しています。仕掛けるのはインドの企業の面々です。「コレ、タンカイクラデハッチュウ(発注)サレテイマスカ?」「ワレワレにオマカセクダサイ」

見た目もありますね、彫りの深い顔立ち、で、中国人のような粘質的な威圧感&ゴリ押しはせず、サッと引く。

 

確かに、確かにchina製はよくなった、それは確かです。ただ品質管理という面からするとどこかで手抜きがある感がぬぐえません。バラツキ具合とでもいいましょうか。それでも以前よりも爆発的に進化しているのではありますが。しかし、納期、コレの不信感がついてまわリます。学校に最も近くに住んでいるヤツに限って遅刻する、そういうイメージでしょうか。

 

印製の品質の高さには驚きです。バックボーンにあるのは宝石加工業の世界的ハイレベル技術では、と個人的に感じています。トヨタの技術の基礎はモノづくり大国愛知県が誇る織機、そしてそこに行き着くルーツは岐阜県高山に伝わるからくり人形だと言われています。 確認したいことの残りは締切日、コレはもっとお付き合いしてみなければ判然しません。もしカチッとしているなら‘信用は距離を縮める’ こりゃ国内下請け製造業崩壊しますね。逆にいうと新たな分野育成のチャンスでもあるのですが。

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それが現場感というもの。

というわけで連休ラストはJAZZ発表会といってもギターは私1人であとはドラマーばかりというブルーオーシャン…なのにコケました。みている人も少なくほとんどが身内ばかり、練習でもまあまあだったしと自画自賛、仕事では50人くらいの前でプレゼンもしているので緊張は無いとタカをくくっていました。コレが甘かったです。リハの段階で指板のポジションがみえない!!!!えええええ!!!何コレ。いつもと違う!!!背中に汗をかきながら本番までに曲♪全体をさらいまくりです。練習の時と見え方が異なるのです、ポジションがわからない。リハはしどろもどろ。。。。

 

で、本番、ウエスモンゴメリーの「Road Song」リハよりもマシにはなったもののソロの部分がメロメロで泣きたくなりました。

 

先日もレッスンで先生に「人前で演るということもいい経験ですから」この言葉の意味がよ~くわかりました。異なるのです!!スタジオでの練習とは。アガっていないのですが、メンタルがいつもとは異なる場の空気を拾い抹消神経に影響を与えているみたいです。こういう理屈は心得ているハズですが、体験として染み込んでいないのですね、知識としては入っていても臨場感としては認知していないのです。だいたい人前での演奏って大学での軽音以来、30年以上ぶり!!!すでに抜け落ちてますから。

 

勝負事でメシを食っているプロがよく口にする‘試合感’

プロ野球でもリーグ優勝の後、日本シリーズまで期間があくとゲーム感が鈍るという話、一流のプロがしかも常人では成し得ない練習をこなし、リーグ優勝までもぎ取ったプロがそんなことあるのか、と感じておりましたが、やはり練習、練習試合とは空気感が別物なのですね。新しいことの体験が乏しくなる年齢ですが、刺激になったことが何よりの収穫です。とりあえず前に進もう......しかし、発表会に出演したほとんどのドラマーが女性とは!!!!!驚きと同時に、カッコよさにシビれました。

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人混みへの愛

連休もあと2日。関西方面に限るところどころ開通している新名神の影響とクルマ自体保有数の減退によって以前より高速道路の大渋滞は緩和しているようです。といっても誰もが知る渋滞の名所では10キロ以上の停滞情報がラジオの交通情報から流れてきたりします。クルマの高速道路上での渋滞を戦争に次ぐ人類最悪の現象と信じて疑わない私は、コレを聞くたびに倦怠感に襲われます。時間は刻一刻と飛んで行くにもかかわらず数センチほどしか動かないときのイライラ感、車内の空気感、お金を払ってコレか!と罵りたくなるのが心の叫びではないでしょうか。

 

しかし、この状況に全く動じない家族が存在します。私の近いところにです。渋滞の中に突撃し、おお!!大渋滞!!!連休だからだね、私たちは今ゴールデンウィークの真っ只中にいて満喫している!!世の中の波に乗っかっている、大渋滞、さっきから全く動かない、それはゴールデンウィークだから。ビバ!!!GW!!!

こういう思考らしいです。ですので子供の日(明日ですが)のUSJなど喜び勇んで出かけられます。

 

どうやらこのご夫婦は揃って人混みに愛を感じる方らしいです。子供さんの方がイマイチ乗り気でないのはどういうことなのでしょうか。

 

何よりご夫婦のその体力に感服いたします。^^;

不謹慎は承知ですが。

この事件、不謹慎ですがそのあまりに長けたサバイバル術に興味を持って追っておりました。冒険心に満ちた映画を鑑賞するような興味です。結局、脱走受刑者平尾は広島で身柄を拘束されました。あの大追跡網の中を盗みを繰り返し、飢えをしのぎ、約200m~300mある海を泳ぎきるというまるでランボーのような逞しさ。罪を犯した犯人を擁護する気持ちはありませんが、同じ年頃のハンドルを握らせば周囲には目もくれずナビに釘付けになるウチの若いモノと比較するにその違いに感嘆すらおぼえます。

 

 

空家となった別荘の屋根裏部屋に潜んでいた、とまるでかくれんぼをしているかのような口述ですが、その恐怖心に打ち勝つ鋼のメンタルに思わず記事を二度見三度見繰り返し読んでしまいます。恐怖を飼い慣らし味方にしてしまうその術を教えてもらいたいものです。

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平尾受刑者師範、サバイバル道場を開校したりして。^^;いずれにしてもその才能を別のことに使って欲しいものです。