大分県1泊2日リーズナブル紀行(いや、業務です)
昨日今日と最後の大分出張に出かけました。いや~大分の方々は情が深い、私が今月いっぱいで異動になることを本気で残念がってくれます。ありがたいです。
超特急で業務を済ませ『中津唐揚げ』で有名な県北の中津市へ。リーズナブルでどこに宿泊しても部屋模様が同じ(この安心感、おまけに中津店は駐車場代は無料)東横インにチェックイン。この時期の九州は18時なんてまだまだお日様が元気です。窓から差し込む初夏の日差しが眩しいです。そんな中バスタブに湯を張り、ひとっ風呂。これぞThe至福。
さっぱりした後は、大分県を担当するお得先のS氏と待ち合わせホテルからちんたら歩きで3分の『二十八萬石』へ。一度記事にしたあのお店です。
シャッター通りと化した典型的な地方駅前のアーケード街ですが、1軒だけ人の出入りが絶えない居酒屋があります。誘蛾灯に誘われる昆虫のように地元の人々がドヤッと集います。秘伝のポテサラを筆頭に湯豆腐~鳥モモ揚げ~焼き鳥5~6本~ししゃも~げそ焼き~後は忘れました…(^^; アルコールは2人でビール大ビン3本…(風呂上がりはビンビールです!!)で一人あたり2,000円ちょうど。もちろん税込です。居酒屋なのに22時閉店。田舎なので。でもここ地元の皆さまの聖地みたいです。
(オヤジたちの夜は、このポテサラから始まる...)
そして本日は別府へ。もちろん地元の方々の憩いの場、公衆温泉へ。今回は10号線沿いの『日の出温泉』へ。わかりやすい名前です。入湯代なんと 100円!!!
昼前の時間....番台は無人です。お金を投入する箱があるだけです。まるでお賽銭箱。
シンプルすぎる湯船。でもこれでいいのですね、地元の人のとって温泉なんぞ日常の一部に過ぎないのですから。
貴重品入れるロッカーなんてあるのかな?という心配はご無用です。脱衣所と浴室が一体です。^^;湯船に浸かりながら自分の着替えを置いた棚が丸見えです。近所の人が小銭しか持ってこないのでこれで十分なのでしょう。女湯側から小さな子供さん連れのお母さんとご近所のおばあさんらしき方々のユルッとした会話が聞こえてきます。時刻は午前11時。
日の出温泉
0977-23-6780
営業時間:6:30~12:00 14:30~深夜0:00 駐車場 無料:5台くらい
入浴料 100円
回数券 20枚 1400円
洗髪 1回 40円
洗髪回数券 20枚 700円
昨夜S氏が別れ際にボソっとつぶやきました『大分市内にも串カツが絶妙なお店があるのです、もちろん私の行くところですから、ウソ!というほど安いのです…』やはり大分は、1泊2日では足らなすぎます。
福岡に5年住んだ奈良県人の私が言われるとイラっとする関西弁
福岡での生活も残り1ヶ月を切りました。不思議なもので、これまで感じたことのない去りがたい感情が外気温の上昇と比例するかのように高まって来ています。同時に業務上の引き継ぎで大阪のスタッフとの打ち合わせも多くなって来ました。営業畑の人間なら関西弁でもそうベタベタではないのですが、製造部つまり工場の現場関係に従事するスタッフの中には、ヒドイ者がおります。お客と接していないとこうなるのでしょうか。まあ、個人の資質なのでしょう。年齢とともにじんわりこなれてきた私でも言われると瞬間的に血圧が上昇ベクトルを指し示す言葉があります。
以下思いつくままに列挙して見ます。
⭐️『で、何がいりまんのん?』
メールに発注書添付しているだろう、見ろよ!💢
⭐️『何してますのん?』
ほっとけよ!💢
⭐️『ウソやないです、ホンマですやん!!』
そのイントネーションそのものがウソくさいし..💢
⭐️『なんでっか、大将!!』
私は大将ではナイ!💢
⭐️『さっさと手配したらよろしいやん』
お前にいわれたくナイ!!💢
以上本日の会話から抜粋して見ました。ベタッベタです。
相手は同期入社なのでまあ親しさを出そうとしているのでしょうが。なってないというか、なんというか……悲しくなってきます。
はんなりした柔らかい谷崎潤一郎『細雪』に出てくるような上方言葉はすでに絶滅して久しいようです。ますます福岡から離れがたくなってきます。女性の博多弁が聞けなくなるかと思うと寂寥感で溢れそうです。
単身赴任で得られる財産
丸5年間お世話になった福岡に別れを告げる時がやってきました。1ヶ月後に本社のある大阪への異動が言い渡されました。私の勤め先では、だいたい営業系スタッフは在籍中1度は他地域への赴任を余儀なくされます。まあ中には例外的に何十年も同じ地で異動体験ナシいう社員もおりますが。それに比べると私は、東京、名古屋、福岡と異動は多い方です。これをOK!と見るか不服とするか、ここに本人の価値観、人生観の相違が現れます。私は….いい体験をさせてもらったと強く思っています。
今回は初の単身赴任でした。そこでこの5年間の単身生活で感じたナマの意見を記してみたいと思います。
メリット
⭐️とにかく自由な時間がたらふくあります。何かに没頭するにはこれ以上の環境はありません。
⭐️ビジネス&プライベート共に新たな人脈が構築できる。
⭐️視野が広がる。旅行で訪れた時の表情はあくまで表向き、居を構えて初めて当地の素の顔が見えてきます。
⭐️自宅にいる家族にとっては長期休暇時に(赴任地の住まいが)ちょっとした別荘になる。
デメリット
★ライフスタイルによっては、家庭が崩壊します。(双方の異性問題)
★自炊できないと肉体が蝕まれていきます。
★子供の成長期と被ると、その過程を見守ることができない。
あとデメリットとして、二重生活となるため経済的に損出が出ると世間では言われておりますが、ライフスタイルの違いでしょうか、私はそういう想いを抱いたことはありません、それは妻も同意見です。
3つめの★ですが、長女が大学〜社会人、次女が高校生〜大学生という間の5年でしたので悔いはそうありません。これが小学生〜高校生ぐらいの期間ならツライですが。
それよりも5年間分の単身赴任手当(月/5万円うち3万円貯金 年36万x5年=180万)
うち 100万ほどは本当に欲しいモノ&自宅への投資、その他体験という血肉に消費しました。でも80万ほどは手元に残る結果となりました。
未知だった土地(しかも実際に住んだ場所は博多駅前の一等地)に会社の経費で暮らすことができ、『いつでも戻っておいで…』と言ってくれる人たちと出逢えたこと、それが何よりの財産です。
元祖、本家、オリジナル、そしてグレートサムシング。
村上春樹の新刊が発売だからといって本屋前の行列に加わる、なんて一切やる気がありません。でもこのギターマガジン6月号の発売時5月13日(土)には、紀伊国屋書店博多店に駆けつけました。音楽雑誌コーナーの棚を舐めるように眺めてみましたが、目的のソレはありません。まさか売り切れ!
いやそんなハズはない、まだ並べていないのだろう、なんだかんだと余計な詮索しながらもスタッフに尋ねたところ…「お調べ致しましたところ、確かに本日発売ですが、東京が本日発売で土日挟みます、ですのでこちらに届くのは……え~と16日(火)になります」改めて東京とそれ以外の地方の差を感じたました。今でもそんなことはあるのですね。離島ならいざ知らず。
というわけでなんだかんだ出張先の鹿児島にて、昨日ようやく手に入れました。ギター雑誌なんて何十年ぶりでしょうか。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2017年 6月号 [雑誌]
- 作者: ギター・マガジン編集部
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2017/05/13
- メディア: 雑誌
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お目当の記事…というか、ほぼ1冊 追悼チャック・ベリー!!!
この丸い地球で誰もが耳にしたことのあるフレーズというとベートーベン「運命」「第9」その他キリがありませんが…極私的にはそれらに決してひけを取らないと強く思うのが「ジョニー・B・グッド」のあのイントロ♪です。私が最初に耳にしたのは小学生の頃だったでしょうか、CAROLのバージョンでした。すぐさまオリジナルバージョンを聞きたくなり、確かラジオ番組にリクエストしたのを覚えております。海底に沈んだプラスチックが永遠に消えることがないように、一度聞いたあの日から脳のひだにこびり続けております。
R&Rにおける超絶ワンパターンのイントロとして偉大な4小節♫の元ネタは、ホーンセクションのフレーズだといわれています。でも、オリジナルはオリジナルです。
私も営業企画の仕事をしておりますので、画期的な製品をプロデュースすることを夢見ています。ヤマト運輸の宅配便のシステムは吉野家から等、他業種の仕組みにヒントを見出す手段は、もやは手垢がついてしまっています。私も恥ずかしながら“おお、これはイケるかも!”と思いついたネタがこれまで何十件とありましたが、全て特許で抑えられていた経験があります。(今や特許局でクリック数回でチェックできるのは便利です。)
チャック・ベリーがあのリフを思いついたシーンをコミカルに描いたのが
不朽の名作 ’85年公開『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のこのシーンです。
Johnny B. Goode - Back to the Future (9/10) Movie CLIP (1985) HD
ラストの暴れるシーン、元ネタがわからないと…..意味わからないのですが。。。。(^^;
最後のセリフで納得(...but,your kids are gonna love it.)
ついこの間、競馬好きな方から持てる全知能をかけての予想が全くこないのに、風で飛ばされてきた新聞にメモ書きされていた3連単をヤケクソで購入したところ、なんとそれがドンピシャ!!!だったというヘタな脚本のドラマのような話を聞いたことがあります。(ただし生涯成績は、必ず負ける)
やり続けているからこそ“グレート・サムシング”がやってくるのかもしれません。
秘話“薩摩の忍び”
薩摩の男衆は寡黙です。最初はおしなべてつっけんどんです。ご一緒してもこちらが話題を提供し続けなければ、気まずい無言タイムが空間を支配し続けます。
昨日は鹿児島の比較的新しいお客さまと同行でした。これまではお互いの事務所で表面的なビジネスのやりとりだけでしたので、それぞれがどういう背景を持つのか手探りの状態でした。まあこういうもは慣れっこです、当たり障りのない話題から徐々に相手を引き出していきます。そんなこんなで最初はぎこちなかったオッサン二人も指宿に着くころには、プライベートの1/10ほどはさらけ出すレベルになっておりました。
そろそろかな……タイミングを推し量り薩摩男子への鉄板ネタである西郷どんを振りました。「実は、西郷さんの征韓論がよくわからなくて2年前の入院中に司馬遼太郎の『翔ぶが如く』を通読したのですがね……」たまたま2018年のNHK大河ドラマが「西郷(せご)どん」であることも幸いでした。
パンパンにせき止められたダムの水が一気に放水されたように、その方のマシンガントークが炸裂しました。もう私がリードする必要はありません。次から次へと怒涛のごとく溢れ出す西郷さんトークに聞き役に徹していた私が押し流されそうになりました。
そんな中で気になるネタがありました。“薩摩の忍び”の話です。
“薩摩の忍び”……存在したことは事実でしょうが、これまで全く聞いたことがありません。忍者となると一般的には伊賀と甲賀でしょう。“薩摩の忍び”でググってみましたが系統だった記事にはヒットしませんでした。
歴史の転換期に主役を張ったとも言える薩摩、その位置は日本列島の外れ、中央からみると明らかに僻地です。とてつもない高度なレベルと鉄壁の組織力を持つ諜報機関がなければ成し遂げられません。
『翔ぶが如く』にもよく西郷さんが薩摩の地で猟に出かける場面が散りばめられていますが、その方によるとそれは猟を隠れ蓑にしたアジトへの監察とのことでした。どこへ監察?いわゆる“忍びの者”を養成する秘密基地とのことです。
その方が大の民俗学好きでした。「妖怪好きから、徐々にハマっていきました、河童についても色々調べたことがあります….」
話は尽きません、仕事のことも何処へやら。薩摩男子、火がつくと止まりません。しかし“薩摩の忍び”については、興味が湧いてきました。歴史の表には現れない隠された逸話がまだまだ薩摩には埋もれていそうです。この地の人々の性質としてワザと表には出さないようにしている、そんな気がしてなりません。
この時期の南九州といえば...カツオです。↑税込210円
鍛えられた体幹は夜の活動にこそ真価を発揮する(たぶん)
このところ体幹ブームなのはわかっていました。この4,5年ヨガとセットでメディアに露出しまくりです。今回我が身を振り返りもっと体幹を鍛え直さねばと痛感いたしました。
きっかけは先日、連休前のお仕事GOLFです。そう119という没落スコアを叩いてしまったことです。実はチョコっと引きずっております。かってオフィシャルHC13とまあ、ソコソコまでいったことがあるだけに練習しなくとも100チョイでのラウンドは可能、ついていれば100切りもOKと接待GOLFにはもってこいのレベルだと自負しておりました。そこで業界内でこっそり“練習しなくともアンダー100の会”を立ち上げ、世話役に就いておりました。(これこそ何もしない幹事)ところがあのザマです。
鹿児島出張にて、お付き合いの酒席にて中堅実力営業マンのRくんに聞いてみました。Rくんは34歳、学生時代はテニスにて北海道ベスト8までいった実力者です。仕事柄GOLFを始めたとのこと、話題も芝刈り、そして私の大叩きの件におよびました。
“体幹使えてなかったのでしょうね、俗にいう手打ちになっていたのだと思います…..”
一言で解説してもらいました。
“いや〜よく言われるのです、テニス僕の場合は右利きですが、使うのは右手ばかりでカラダのバランスおかしくならないかってよく経験のないヒトから聞かれます”“確かに右手の方が多少太くなったりしますが、イメージでは、手はラケットを持っているだけです。ボールはカラダで打っているのです、手で打つとボールが伸びません、野球、サッカーまあスポーツ全てそうですよ”
そういえば、その通りです。(手打ちの)力無いへなちょこボールで途中失速、グリーンに届かずバンカーに撃沈…焦ってバンカーtoバンカー。スイング自体はカラダに入っているので100切り程度なら体幹鍛えるだけで手が届くかもしれません。
心地よく焼酎が廻ったRくん、さらに饒舌になり少し下ネタも披露してくれました。
“実は、体幹鍛えると……その…夜の方も、まあSEXも”
え?
“小手先ではなくて体幹で、その……人類の祖先は魚ですよね、魚が泳ぐ動き、アレですよ”
“で、魚が進化して両生類、爬虫類 あの動きです、ワニとか、あと絶倫で有名なトド….”
なるほど、わかったような….(^^;
何よりもRくん昨今珍しく(34歳で)子供さんが4人おられるということで、何よりも証明になるのではないでしょうか。ちなみに彼の奥さん、同じテニス部の後輩でこちらは道内大会準優勝の実力者とのことです。^^;
夜の方は置いといて、姿勢よく保つためにも私も体幹鍛えます。(^^;v
そういえば、ぶっ飛び思想の三木成夫さんの著書に人類の進化のこと詳しかったこと
思い出しました。