福岡に5年住んだ奈良県人の私が言われるとイラっとする関西弁
福岡での生活も残り1ヶ月を切りました。不思議なもので、これまで感じたことのない去りがたい感情が外気温の上昇と比例するかのように高まって来ています。同時に業務上の引き継ぎで大阪のスタッフとの打ち合わせも多くなって来ました。営業畑の人間なら関西弁でもそうベタベタではないのですが、製造部つまり工場の現場関係に従事するスタッフの中には、ヒドイ者がおります。お客と接していないとこうなるのでしょうか。まあ、個人の資質なのでしょう。年齢とともにじんわりこなれてきた私でも言われると瞬間的に血圧が上昇ベクトルを指し示す言葉があります。
以下思いつくままに列挙して見ます。
⭐️『で、何がいりまんのん?』
メールに発注書添付しているだろう、見ろよ!💢
⭐️『何してますのん?』
ほっとけよ!💢
⭐️『ウソやないです、ホンマですやん!!』
そのイントネーションそのものがウソくさいし..💢
⭐️『なんでっか、大将!!』
私は大将ではナイ!💢
⭐️『さっさと手配したらよろしいやん』
お前にいわれたくナイ!!💢
以上本日の会話から抜粋して見ました。ベタッベタです。
相手は同期入社なのでまあ親しさを出そうとしているのでしょうが。なってないというか、なんというか……悲しくなってきます。
はんなりした柔らかい谷崎潤一郎『細雪』に出てくるような上方言葉はすでに絶滅して久しいようです。ますます福岡から離れがたくなってきます。女性の博多弁が聞けなくなるかと思うと寂寥感で溢れそうです。