場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

同窓会という悪魔

共学高校数十年後の同窓会は、本当にヤバいです。

 

ありえないことなどナイ、絶対にナイ!!!!! 世の中想定外だらけ、それが起こるのが人の世、その思いをより一層強くした1日でした。

 

50代半ば、元クラスメート同士が再婚しました。2年前の同窓会でなんと二十数年ぶりに再会し、主に男の方が完全に惚れてしまったようです。その瞬間からいい歳をして脳みそのほとんどが彼女のことで支配されてしまったとのこと。ええええ、オイオイ、オバハンやで、でアンタはいいオヤジ。オヤジであろうがなんであろうが色はあせていなかったのです。たまたまお互い結婚が早かったのですでに孫もいるようです。

 

躊躇はないのか???彼女の方の家庭に色々問題があったようで、まあその、巡り合わせなのでしょう。人生100年時代の思いを新たにした想いです。自分の心の想いを迷いなく押し切った二人にエールを送りたい心境です。しかし高校時代、ほとんど口も聞かなかった二人が約40年後のお互い家庭のある身ながら意志を貫いた。これはこれで二人共通の友人として讃えたいです。やはり勇気、これが全てですね。

これは「呪い」かもしれません

私の中の顧客ランクでは中の下で推移しているお得意先のT社。とにかく若い人が入社せず焦りまくっております。年々高まる社内高齢化、平均年齢も凄まじいコトになっています。これまでの社員さんの定着率の低さは、これまた呪いでもかかっているのかと思うほどです。その手のサイトにも書かれていることは確実とか。

 

入社1半年~5年で辞めていく方々からベテランまで先を悲観し、現況に耐えきれず去られて行かれます。こういうのはこれまでその方に支払った給料 払った保険料、まさにドブに捨てたようなものです。この経費丸々ゴミ箱行きが元々よくない待遇に波及するという呪いの連鎖に。

 

これと逆の例がB社、ヒトが人を呼ぶと言ったイメージの優良企業です。

 

この2社、根因はどちらもヒトとおもわれます。T社、私のような第3者視点からするとこれまで人を大事にして来なかった。トップの「代わりはいくらでもいる」と言う悪思想を反映してか、人の出入りがめまぐるしい。顧客と顔なじみになる前に辞表を出す……独身者のために借りてやったワンルームも、これまで指導に費やした時間もカネも全てドブに捨てたモノと同じです。で、また人材探し、今どきハローワークだけで人が集まるわけがありません。エージェントを通すのが当たり前ですがその費用をトップがケチる。

 

その逆がB社

毎年OB会が催され定年退社された方OBが年1回集い、現役世代と交流をはかる。OB方の会費は5,000円、料理の内容は10,000円、つまり半分は会社が負担しています。今こうしてあるのも先達たちのおかげと現社長は感謝の心を忘れません。

 

T社の

数少ない定年退職者(要は定年まで続かない)は、お役目が終わったと同時に接触を拒みます。年賀状ももちろん終わってしまう、とのことです。まるでもう関わり合いになりたくない、という風に。

 

私たち裏ではT社は呪われている、と認識しています。カルトではないですが、何かそういう人の念が渦巻いてよくない方向に向かわせているような感がするのです。

 

私もT社の担当外れたい! これが本音です。

 

電話の声室で損をする。

工場内での仕上げ工程に遅れが発生し納期がズレ、結果お客様にド叱られてしまいました。頭を下げまくり(情けないなあ~)まし、なんとか猶予期間をいただきなんとかギリギリ、アディショナルタイム内に納品させていただきました。まあこの暑さ、生産性が落ちるのは致し方ありません、塗装が溶け出す温度なのですから、けど契約です。前もって上げておく余裕を計算しておかなかった製造側のミスです。謝罪にてアタマを下げるのは慣れていますが(決して慣れてはイケないのですが…)それとは別に気になることを顧客の社長から言われました。

納期遅れの謝罪、まず一発目はTELにて米つきバッタのごとくスマホ口にアタマを下げていたのですが

 

「なんか伝わってこない、ところで、なんで、そう、軽いんだア!!!!!!!!」

はあ、軽い?イヤイヤ、この問題が発生した昨夜から眠れず悶々とした夜を送り、熟睡できていないほどです。誠意を込めての謝罪なのです。まあでも対象は相手のM社長さまです。その方にそう捉えられているのですからしかたありません。とりあえずTELを終えてからも激怒されたM社長の声が耳にこびりついて離れません。軽い?誠意を込めて謝っているのに軽い?????

 

んんんんんんん!!!コレってどこかで言われたことあるような…………そう過去に!!!

 

脳内検索をかけますが、今風にクリック一発で出てきません…悲しいですが。もどかしい時間を一通りやり過ごしたその時、ああ、!!!!!!!!!とセピア色に染まった思い出を捕まえることができました。

 

大学生時代にバイトしたあの時のオーナー!!!!!!!!に言われたことある!!!!

当時私は喫茶店7店(カフェなんてない時代です)レストラン5店、スナック2店を経営されていたやり手のオーナーが経営するそのうちの1店であるレストランでバイトしておりました。

 

当時70歳ぐらいだったこのオーナー、15歳の頃から商の道に身を投じ、一代で上述のお店を繁盛させ、私がいた頃はビアガーデン2店も計画されておりました。孫と言ってもおかしくない年齢の私です、それでもけっこう気にいってもらえたのか色々商売の話を聞かせてくれました。私もなんとなく波長の合うオーナーが好きで懸命に働いたことを覚えています。

 

何がキッカケだったのか忘れてしまいましたが、そのオーナーにこう注意されたことがあります。

「TELって難しくてね、顔が見えないだけに声だけで判断されてしまう、キミはそうだな、相手に謝る時、あまり暗くならないようにとのこと配慮かもしれないけど、それがちょっと軽く聞こえることがあるな、キミにはそういう気がなかってもだ、電話の場合ね。それは相手にはあまり重要感を感じさせない、軽く対応されている、と思いこませてしまう、今後社会人になったら気をつけた方がいい」

 

リーマン人生30数年、こちらは気づかないだけで、そう思わせていたことが度々あったかもしれない。

 

天国のオーナー、まだ残りがありますのでこれから気をつけます。M社長、ひとまわり年かさの私、言いにくかったと推測しますが叱ってくれてありがとうございます。^^v

 

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製品の塗装も溶けそうな44度

この夏もサンダル履きません

広島県某市のO君とやっと連絡が取れました。5年前業務で同県を月イチの割合で訪れていた時に波長が合ったのがキッカケで仕事でもお世話になったナイスガイです。彼のことが気になり被災地マップを精査していた結果、微妙な位置だっただけに頭のかなりの部分が心配の影に支配されておりました。

 

しかしこれほどの大惨事になろうとは。亡くなった方の数が日に日に増えていくのがツラすぎます。つい昨日まで日常を、生活を謳歌していた方たちの人生の幕が一瞬にして閉じられてしまう。家族、友人、知人がブルシートに覆われて運び出される姿を想像すると…………。

 

自分を守るのは自分しかない、私が夏でもサンダルを履かないのは2001年の「明石花火大会歩道橋事故」の現場にいた人、Kさんから直接話を聞いたことがキッカケです。とにかく逃げること。それには足元です。パニクった群衆に踏まれまくるとアウトです。自分が無事でないと大切な人を守れない、そう思ったからです。

 

幸い体質なのか、真夏に合成のGOLFシューズでコースを駆けずり廻ったことも(ヘボなので)ありますが幸い体質なのか水虫には無縁です。

 

それと、虫の知らせを信じること、「オイオイコレ、ヤバくない?」という心の奥から聞こえてくるやつです。それがあったのでKさんは異様な人混みを離れたそうです。

 

マンション住まいですが、3Fから1Fのポストまで朝刊を取りに行くのもスニーカーって日本に何人いるでしょうか。コレからも続けます。

 

ハワイアンはこころのアロマになり得ます

記録的大雨のおかげで関西の高速道路はどこもかしこも通行止めもしくは閉鎖。そんな中昨日クルマで業務にて出向いた京都府綾部市から本日中に帰宅しなければならなくなりました。なんだかんだしているうちに京都縦貫道のICが次々と閉鎖されていきます。気が付いた時は全面通行止め。舞鶴若狭道も大雨警報、避難勧告の発令に比例して次々と降り口の選択肢が狭くなります。これマズイ! こんな時は動かないのが正解なのでしょうがどうしても帰宅しておきたい。長期戦を覚悟してガスを満タンにし、六甲越えし神戸から帰宅するルートをチョイスしました。

 

予測通り六甲の山中は大渋滞、もう監禁状態です。とにかく通行止め乱立のため山越えがままなりません。海方面に通じている数少ない道路に磁石のように迂回を余儀なくされたクルマが引き寄せられていきます。結局通常時なら自宅まで2時間半で住むところをなんと8時間かかってしまいました。

 

こんな時は苛立ちのためか神経が参ってしまうのですが、今回は全くそういう気配がありません。自分でも不思議なくらいリラックスしています。もう余裕の世界です。風雨に踊る樹木も音楽♩を奏でているように思えたり、叩きつける雨の中目的地を目指す荷物満載の大型トラックには心の中で感謝を唱えたり。なんだろうこの余裕。

 

ハワイアンミュージック♬のせいでした。フラダンスの達人であるTさんから借りたこのアルバム。

 

joegai.hatenablog.com

 

いやいや全てに対して優しくなれます。ここまで暖かく安らぐとは……新たな世界に目覚めました。

 

Sweet and Lovely

Sweet and Lovely

  • アーティスト: Raiatea,Raiatea Helm,Harry Warren,Johnny Kameaaloha Almeida,Mack Gordon,Lena Machado,Kit Ebersbach,Noel Okimoto,Casey Olsen,Hoku Zuttermeister,Horace Dudoit,John Ka'imikaua,Keali'i Reichel,Bryan Kessler,Jeff Rasmussen,Dave Tucciarone
  • 出版社/メーカー: Raiatea Helm
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

 

断捨離破断

「片付けようとしたけど、やはり無理でした」もうすぐ80歳を迎えるTさんはため息混じりに呟きました。けど意外にサバサバした表情で3秒後には笑みがこぼれました。

 

ご主人に先立たれ一人暮らしのマンションの6F。センスよく観葉植物の置かれたベランダから視界の上半分は夏空が広がり熱気を含んだ風が有り余る部屋を抜けていきます。明らかにこの年代の方々の中では裕福な方でしょう。調度品もワンクラス上なのはこの手のモノに疎い私でもなんとなくわかります。ただ、ただなんだかんだと物が多い………。

 

「今でこそ不自由なく食べれて好きなことして暮らせるけど、子供の頃はとにかくひもじかった、いつもお腹をすかせていた、お弁当を持っておけなかったので水を飲んだりして過ごした、何も持っていなかった、鉛筆は手のひらより短くいつも同じ服、なんとかマシなモノを着れるのははお正月だけ。その反動ですね、捨てられない、もったいなくて。懸命に働いてなんとかここまできて、手に入れたモノたちまだまだ使えるので捨てられないです。」

 

Tさん、誰にも迷惑をかけていないからこのままでイイじゃないですか、ただただ足元が危ないので、特に床の片付けだけはしっかりおこなってください、幸い部屋が余りまくっているのでしっかり収納しましょう。

 

自分の部屋はなかったけれど、食べることと特別モノには不自由なく育った私がとやかく言うことはありませんがとりあえず仕分けから始めたらいかがですか。使わないモノは寝室の隣の部屋、使うモノはリビングの隣とここから始めましょう。断捨離自体がビジネスなので煽られずマイペースでいきましょう。

 

しかし住まいに余裕があってよかったです。^^