この夏もサンダル履きません
広島県某市のO君とやっと連絡が取れました。5年前業務で同県を月イチの割合で訪れていた時に波長が合ったのがキッカケで仕事でもお世話になったナイスガイです。彼のことが気になり被災地マップを精査していた結果、微妙な位置だっただけに頭のかなりの部分が心配の影に支配されておりました。
しかしこれほどの大惨事になろうとは。亡くなった方の数が日に日に増えていくのがツラすぎます。つい昨日まで日常を、生活を謳歌していた方たちの人生の幕が一瞬にして閉じられてしまう。家族、友人、知人がブルシートに覆われて運び出される姿を想像すると…………。
自分を守るのは自分しかない、私が夏でもサンダルを履かないのは2001年の「明石花火大会歩道橋事故」の現場にいた人、Kさんから直接話を聞いたことがキッカケです。とにかく逃げること。それには足元です。パニクった群衆に踏まれまくるとアウトです。自分が無事でないと大切な人を守れない、そう思ったからです。
幸い体質なのか、真夏に合成のGOLFシューズでコースを駆けずり廻ったことも(ヘボなので)ありますが幸い体質なのか水虫には無縁です。
それと、虫の知らせを信じること、「オイオイコレ、ヤバくない?」という心の奥から聞こえてくるやつです。それがあったのでKさんは異様な人混みを離れたそうです。
マンション住まいですが、3Fから1Fのポストまで朝刊を取りに行くのもスニーカーって日本に何人いるでしょうか。コレからも続けます。