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場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。昨年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

その職業自体が消滅しました。

 

3年ほど前の話です。
ささいな音楽♬の話から、知り合いになった女性アッコさんにお願いし、その写メを見せて貰いました。アッコさんの部屋内部の写真なのですが、一体どうなっているのかわかりません。解析度は普通です。目の前に画面をかざしてくれるのですが、意味がわかりません。認識できるのは部屋の真ん中で何かに埋もれそうになっているアッコさんだけです。ほんのり焦れたように彼女が言いました、

 

「それ、CDなんですよ、全部…私の周り全てCDです。え~と私の肩の高さより少し低いくらいですかね、今は衣装ケースに入れて実家に送っています、母が途方にくれていたようですが」

 

彼女の肩より少し低いですから高さ140cmほどでしょうか。うず高く積まれたCDが6畳の部屋を隙間なく占拠しているのです。その真ん中だけドーナッツのようにヒト一人分のスペースがあり、そこに彼女がバンザイした状態で立っています。

 

「それ、すべていろんなレーベルから送られてきた音源♬なんです。」
「用が済めば処分する仲間が多かったのですが、私捨てられなくて….」

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アッコさんの前の職業は、輸入CDのバイヤーです、いや、でした。専門はブラックミュージック♬ 毎月送られてくる音源♬はUSからが90%他10% 彼女の仕事は、それらを試聴し日本で売れるかどうかを判断し、上に申請、その後オファーすることでした。売れたいミュージシャンにとって日本は有望なマーケットであるため毎月デモアルバムCD30~50枚は送られてきていたようです。アルバム中の2~3曲〜1/2を試聴し判断する仲間が多い中で彼女はほぼ全曲♬耳を通していたと聞きました。ミュージシャンの方は全身全霊でテイクしているから、こちらも応じないと、と彼女。売れるか売れないか、社の売り上げは彼女の目利き(この場合は耳聞き?)にかかつています。

私も興味の尽きない領域だけに、聞いてみたかったことをぶつけました。日本で売れる?イマイチ?の判断基準は?

 

「私の場合重視したのは、プロデューサーでした。まずプロデューサーをチェックします、その人の過去の作品を私の中の格納庫から引き出してきます…う~ん、幸せなことに好きなことを仕事にしているのでほとんど頭に入っていますから…」(^^v

 

「あまり馴染みのないプロデューサー名がクレジットにあったら……むしろワクワクしましたね~おっ~調べてやるう~聞いてやるう~って、今は調べるのそう苦にならないです、ネットで。そうですね80%はカバー、あっ当時なので70%ですかね、あと毎年ではないですが現地に勉強に出かけてましたから、もちろん自腹で、CDショップ漁りに現地のラジオを聞いたり、クラブにも足を運び選曲をチェックしたり...」

 

「このプロデューサーが過去にこういうアーティストと組んでこんな作品を音を作り、どんなコンセプトで構成は、どのエリアでどれだけ売れたか、ですね、またその当時の時代背景とかトレンド人々の意識も外せないポイントですね」

 

「過去の作品はあくまで、傾向を知るだけです、プロデューサーのクセを掴むだけです、新しいフィールドに打って出た場合は読みを外したりしますが、その人が培ってきたルーツはどこかに反映されるかもしれませんから…」

 

へえ~プロ野球のスコアラーみたいですね^^v

 

365日 毎日 18時間はヘッドフォンを着用していただけに耳に変調をきたし、治療のため医師からヘッドフォン禁止令が出たこともあったとか。


そして2006年 音楽配信の売上がCD販売実積を超えた年です。このあたりからどうも社における部署の立場が……。そして2009年、上から別の部署への異動が言い渡されたそうです。アッコさんのいた部署は表面上は存続しておりますが、名称、業務の内容も変わってしまいました。実質の消滅といっていいでしょう。そういえば私がiphoneにAppleStoreから初めて新譜をダウンロードしたのもこの頃でした。彼女の格納庫に在庫のないプロデューサーやアーティストを調べるのに味方したITの進歩がアッコさんを愛する職場から追い出しました。

 

その後アッコさんは退職しました。そして全く異なる仕事に、再就職。このあたりの‘潔さ&潰し’は女性の方がさばけています。^^v


かってセミプロと呼ばれるミュージシャンたちがバイトで請け負っていた譜面起こしなどが、数百円のアプリでまかなえたり。CD制作など中学生でもカンタンにこなせるようになりました。それは歓迎すべきことです。がその反面、音楽系♬は、この10年でアッコさんのような方が多く出てきているようです。


私の仕事である営業企画もやがて、近いうちにロボットにとって代われるようになるでしょう。


逆に
私の周囲で明らかに人員不足だと感じている職種は

宅配便ドライバー 
土木・建築現場職人
介護職
魚業 林業 畜産業
外食産業スタッフ

 

日本は人口減社会を突き進め始めました、消えていく職種と人材を必要としている業界、AI&ITを駆使しながらうまくシャフルして乗り越えていく必要に駆られています。

 

こんなのがFREE.....って、ハードルは下がっても失業者も出ますから

https://www.guitarbackingtrack.com/