場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

下請けの運送便に激突!!!されました。

昨日から本日までAmazon PrimDayのようですね。また配達便がてんてこ舞いするのでしょうか。ちなみに私は購入するモノはありませんが。

九州と比べて大阪の交通量、つまり人、自転車、歩行者、原チャリがカオス状態で交差する交通模様に辟易していたところですが、ヤラれました。大阪市東大阪市の境目を南北に走る中央環状線にて信号待ちをしていたところ、運送会社の2トントラックに突っ込まれました、なんと推定50~60kmのスピードでしかも、ノーブレーキ、蹴っ飛ばされるような弾みで前方に押し出された私のフィルダーは、前で停車していたカローラに突撃するコトに。。いわゆる玉突き事故です。社用車カローラフィールダーは大破、私は幸いにも軽い打撲で済みました(今のところ)。でも、今後痛みが出るコトも考慮ししばらく様子見です。

 

しかし………日本、さすが!!です……..5分で警察官が到着、即、次のサイレンが近づいてきたかと思うと救急車が滑り込んできました。私と私が突撃したカローラのご夫婦が大事を取って近くの病院に搬送されました。その間に私はコトの顛末を会社に報告、たまたまそう遠くない顧客を訪れていた社の若いモンが現場に急行、私が連絡を取っていたJAFと連携し、レッカー車にてリース車契約をしているディーラーまで事故車を搬送してくれました。そうしている間に総務のスタッフが双方の保険会社と話を遂行し、その後私が運ばれた病院に駆けつけてくれました。とりあえず自己払いになるため多めの現金持参です。なんたる連携!! JAFのレッカー車も現場到着まで1時間を切っていました。尚、JAF会員は 現場から15km圏内は無料搬送です。今回の場合は指定のディラーまで18kmだったので費用が発生しました。ただこの事故は、100対ゼロにて相手の過失です。当然ですが。

特攻隊ごとく私に体当たりしてきたトラックは、昨今話題の大手運送会社の下請けとか。運転手も60歳前後のオヤジでボッーとしていたとか。💢本日謝罪に来た運送会社の配車係によると、言葉は濁していましたが過密配車気味とのようなことを漏らしていました。💢運転手不足の深刻さがこんなところにも現れています。これから暑さのピークです。クルマを運転される方、本当に注意しましょう。加害者、被害者共にいろんな意味で無駄な時間と神経とお金を浪費します。

私、と~うぶん、示談のハンコは死んでもつきません。事故当時の運転手の態度があまりにもなっていなかったからです。どういう風になっていなかったか? それはまたの機会に。

 

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バックウインド、ひとかけらもなく崩落 サイドのテールランプ、赤のカバーがすっ飛び中身むき出しです。

中身むき出しです。

7年ぶりにみた京都事情

5年間ですっかり馴染んだ福岡から関西に戻ってきて早2週間となりました。業務上の担当地域の一つに古巣である京都があります。新入社員の頃、足を棒にして顧客を訪ねたものです。まだ社用車が与えられていなかったのです。リーガルのウイングチップの革が現行の3倍ほどあったころの話です。当時のリーガル….馴染むまでの時間のかかり具合はハンパではなかったです。ただ手の内にしてしまうと、もう身体の一部でした。手放せなかった思い出があります。2足を交互に使い分け、底を交換しながら20年近く手元に置いていた記憶があります。

 

で、久々の京都担当…何はともあれ、クルマの運転が怖い!!!5年間の九州での生活で…狭い道路の通行に顔がひきつります。大学街とも言える京都は、当然学生さんがわんさかと住んでおられます。彼、彼女たちの足はチャリです。授業にバイトに街中を駆け抜けていきます。NYのメッセンジャー並みに突っ込んでくるヤツもおります。それと外国人の方々、私が以前担当していた頃からすると、観光客&長期滞在者含め肌感覚では10倍近い増加といっても過言ではありません。ほんの一部ですが『私が世界の中心!!』風情の信号無視、こっちがビビります。でもまあ両者とも運動神経&反射神経が研ぎ澄まされているのでしょう、うまくかわして去っていきます。

人の集まるところには、いろんな話があります。例えば不動産、今流行りの町屋風改築した小さな建売住宅、日本の方にはけっこうな需要があります。けど、アレはバカ高い!!大人の都合で詳細は避けますが、業者にとっては同条件の一般住宅の50%は利益率がいいのではないでしょうか。まあ、それでも欲しい方々は手を出してしまうのですが…

顧客の1社が二条城の目前に位置しています。こんなところに!!とたまに県外から訪れる方は驚かれますが、親の親の代からこの地に根を張り社業を営んでいる方々からしてみれば、目の前のお城も全くの日常にすぎないようです。新しいと思った世界も手の内に入ってしまえば、いつものことになってしまうのだと改めて思った次第です。

古都に夏を告げる風物誌祇園祭における花形、山鉾巡行が2週先に迫ってきました。今年は連休に当たるので例年を大幅に上回る人出が予想されています。おお、そういえば博多山笠も同じ週です。夏がそこまできています。

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事務所から一歩外に出ると観光客が記念撮影に興じる環境というのも

どうでしょう......

ゴミ分別が細かすぎて住みにくいと感じました。

なんのギモンも抱かずただ所有していたモノなのに、いざ手離してみるといかに自分とっての宝物だったのか気がつく。クソ田舎だとおもって飛び出した地元だが、ふとした時に思い出すのはあれほど嫌悪した故郷のことばかり…。あえていうなら今はこういう心境です。福岡を離れ地元奈良へ戻ってもうすぐ1週間です。心の叫びは、『あああ福岡に戻りたい!!!!!!!』です。

 

とにかく独りで気ままに過ごした5年間でした。面倒だとおもったこともありますし、フッと家族のことを思い出し気を揉んだことも多々ありました。けど、基本、気兼ねなく独りで優雅にくつろげました。ここにきて改めて気づきました。^^;
以前50代目前でお互い初婚で一緒になられた顧客が、若い奥さんを残して3年後に癌で亡くなった記事を書きました。いろんな要素が絡み合っているのでしょうが、その一つがストレスなのではないかというのが周囲の見解です。独りで気楽に気ままに営んでいた日常が他人と暮らすことによってガラっと様変わり。

まあ、そこまでは行きませんが5年間離れていて、いざ家族と合体してみると、まあ〜慣れないのか脳みそが疲れます。業務においてもしかり、担当地域である京都と大阪市内の人口密度にめまいがしそうです。そして京都の蒸し暑さ…..京の夏の風情であるお茶屋さんの川床も本当はじゎ〜と蒸し蒸しなのです。舞妓さんにお酌をされても背中は汗がつたっているのです。福岡の蒸し暑さは、京都・奈良に比べると1/4でしょうね。加えて大阪では毒まんじゅうのような関西弁の応酬。

 

疲れ果てて帰宅すると…マンション内のゴミの分別で妻から一言あります。私がまだ慣れないので、間違っている、そのゴミ箱プラスチック類専用だから、覚えてよ〜とチクッっとひと言言われる時間です。^^;とにかく奈良市はゴミの分別が細かい。ここまでする必要があるのか、というほど分別項目が多いのです。ゴミ袋の中身が違っていると収集車が持っていってくれません。どこの世帯から出たのか特定するためにゴミ袋の表部分のわかる箇所に部屋番号を書くことを求められます。

 

大まかに述べると、燃えるゴミと燃えないゴミの2種類でOK!だった福岡とは雲泥の差です。マナー無視のゴミ出しは論外ですが、嫌がらせのような分別の細分化もどうかとおもいます。住みやすさランキングの中にこういうゴミ出しの評価は…….ないでしょうね。^^

この環境慣れるまでこの夏いっぱいかかるかも…です。^^;

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更新されない....でも終わりではない。

私自身の更新がマメでないのですが、読者登録させている方々のブログが久しく更新されていないと気になってしまいます。忙しいのだろうか?ひょっとして体調が思わしくないのかも?ネット上だけのお付き合いながら、馴染みになるとどこかに緩やかな繋がり&ご縁を感じてしまっています。

小林麻央さんの『KOKOROブログ』に毎回目を通すようになったのは今年の初め頃からです。私も2年前に闘病した経緯があるので微熱、体のむくみ、食欲不振の辛さに共感することが多々あったことがきっかけです。毎回毎回読みすすめるうちに、何気ない日常への感謝、生あるものへの愛を改めて思い起こすきっかけになり、ジェイソンのハンドルネームで頻繁にコメントするようにもなりました。でも逆に読んでいるこちらが励まされ、優しさと勇気を貯金できることができました。

もう2度と更新されないブログ、寂寥感でいっぱいです。でも麻央さんの言葉は生き続けます。


小林麻央さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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長寿と唾液

五木寛之著『親鸞』(全6冊)を読み終えました。詳しいプレビューは数ある書評に譲りますが、個人的に印象に残った,これからの日常に活かせそうなことを記してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

親鸞 完結篇(上) (講談社文庫)

親鸞 完結篇(上) (講談社文庫)

 

 

 

 


まず小説なので史実に基づく親鸞の一生を脚色して展開しているのですが、とにかく親鸞を取り巻く登場人物が面白い。一見中央の権力からほど遠い社会の底辺にうごめく身分的には最下層またはそれに近い人々のエナジーが元になり世の中を動かしているということ。それは現代社会よりもこの時代の方が遥かに強い推進力を秘めています。根底にはこの時代の貧しさということが挙げられます。何もかも満たされている昨今、こういう地下にうごめくマグマのような秘めたる民衆のパワーは明らかに衰弱しているのではないでしょうか。(骨抜きにされているとも...)


それと親鸞という人物なんとこの時代(鎌倉時代初期~中期)に90歳の長寿を全うしています。
鎌倉時代です!!レントゲンありません、抗生物質ありません、CTありません、健康診断あるわけないです…その時代に90歳!!! 気になったので超メジャー級高僧3人の寿命を調べてみました。

鑑真   688年~763年   75歳
法然   1133年~1212年  79歳
親鸞   1173年~1263 年  90歳


平安時代の平均寿命が30代という調査が出ています。その他省きますが歴史上の高僧は長寿が多いです。中には108歳という僧侶も記録に残っているそうです。これは何を意味するか?

おびただしく唱えられる読経が主たる要因ではないでしょうか。
腹式呼吸で腹から声を出し、舌を動かし唾液を激しく分泌させる。現在でも伴侶に先立たれた後,長生きされるのは圧倒的に女性です。^^;私の周囲でも同性のお仲間と歌舞伎鑑賞、海外絵画鑑賞旅、フラダンスと遊びまくっておられるプレミアムエイジの女性がおられます。旅の感想など伺うと半日ほど喋りたおす勢いです。


この週末福岡を離れます。帰宅しても5年間の単身赴任生活で私の居場所はほとんどないのが同然と腹をくくっています。妻と娘2人に口で負けないよう奮闘したいとおもっています。もちろん主たる目的は唾液の分泌です。黙りこくっていてはいけません。^^v

元輸入CDバイヤーがタイ古式マッサージ店オーナーへ

『私、独りなのでなんとかなるものですよ~いろんな経費の支払い後、結局月のお給料1万円なんてこともありますが….』 アッコさんはそう言いながら歌舞伎役者のように豪快に笑い飛ばしました。ああ、この笑い方こそアッコさん、3年半ぶりの再会ですが一気にキョリが縮まりました。以前記事にした元輸入CDバイヤーのアッコさんと3年ぶりに再会しました。

 

joegai.hatenablog.com

 

3年半という長いようで短い時間に彼女は………なんと経営者に!!なっていました。本場タイにて習得されたタイ古式マッサージの技術を武器に自分の店をオープン!!!!!されていました!!スタッフ兼雑用係兼社長、つまりアッコさん独りですが、れっきとした一国一城の主です。

 

それだけではありません!! 結婚&出産!! なんと人妻になり、母親となっていたのです!!
恐るべしこの変化!追い風、一気にキタ~のですね(^^;
まあ、当然ご主人の収入があるので食べていけるのでしょうけど…。

『少し熱が出ただけでも、保育園から呼び出しがあります。そのため予約を断らなければならないかもしれない時もあリます、ですのでお店再会したこと伝えているのはお客様の半分です』出産してからの半年間お店はお休みされていたようです。そう言いながらアッコさんは棚に収まっている顧客名簿に目をやりました。隙間時間を生かし簿記の3級をも取ったとのこと。

決して口にはしませんが、何もかも順調にいくわけがありません、業界内での嫌がらせでこそっり涙したこともあるみたいです。そんなアッコさんでも不思議なことにピンチでも誰か助けくれる人が現れたり、お客様が新たにお客さんを紹介してくれたり、やはり彼女の人徳のなせる技なのでしょうか。棚に収まったぶ厚い顧客名簿がそれを証明していました。

 

本人は口にしませんが、以前の職業で身についた身になるものか否かを峻別する臭覚が役立っているような気がしました。

 

今回当地を去るにあたり最初に知り合ったアッコさんと、再会できて非常に感慨深いモノがありました。人生は短いです、限られた時間で淡々と自分の理想を追求する彼女を見ているとポジティブな機運が湧き上がってくるのを感じました。

本日も業務引き継ぎのため大阪に来ている私にSNSにてアッコさんから連絡がありました。
『子供が卵アレルギーと判明し、下痢が止まらないので保育園お休みしました。。。』
長いようで短い人生、まあ、いろいろあります。(^^;

 

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