場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

この鬼畜夫婦にお裁きを!!

試写会に当選したので寅さんを観て来ました。1作目から数えて50年目、しかもちょうど50本目という潔さ。寅さんこと渥美清さんがなくなってもう久しいのですが、この記念すべき50作目を観終えて改めて渥美清という役者の凄みを認識いたしました。この日の試写会に招かれた人たちは当然年齢高めです。その方々、寅さんがひと言発する度に笑いが溢れる。法事にてお坊さんの読経の最中にどことなく可笑しくなり笑いを噛み殺す、あのイメージです。寅さんが真面目な話をしていてもそういう具合なのですから、お馴染みの茶の間でのドタバタ劇が始まるともう爆笑の渦と化しておりました。(映画中での寅さんのシーンは回想です)

 

茶の間って今でも存在するのでしょうか、ああいう家族が集う場所って昨今はどうなっているのでしょうか。

 

ケンカもたまにはするが、ああいう笑いの絶えない賑やかな茶の間とはほど遠い、温かみのかけらもない家族(とは言えないだろう)話です。

 

母の友人の話です。私の母の友人Tさんとします。母と同じ80歳 。 8年前に他界されたご主人が存命の頃から自宅にて息子夫婦と同居、息子夫婦に子供はおりません。

 

こじんまりとした庭のある2階建の2Fで息子夫婦(共働き)1Fで80歳の Tさんは寝起きしておりますが、それはもう他人、それ以上に生活が別らしいのです。食事も、洗濯も、入浴も別。この入浴がエグくてお母さんであるTさんが先に済ませたお風呂を出る時にいちいち洗った後にしか、息子夫婦は入浴しないらしいのです。

「先に入ったなら、洗っておけ!!」とのことらしいです。何かの都合で先に息子夫婦が使った場合、湯船はそのままにしており、もったいないのでTさんはそのまま使うそうです。あっ、この夫婦とおかあさんであるTさんとの間に会話は一切ありません、それよりひとつ屋根の下で営んでいながら息子夫婦は顔さえほとんど合わせようとしないとか。

 

オイオイ、それバイ菌扱いじゃないか!!!!💢

 

食事も当然別、息子夫婦は作るのは自分達の分だけ。Tさんは夕方早めに自分の分を作り一人ササクサといただくらしいです。たまに母達友人と出かけるご飯会が唯一の会話を楽しみながらの食事とか。

 

洗濯も同様の扱いだそうです。ひとつ屋根の下で暮らす親子だとは思えません。

我がまま極まりないばあさんが多い中で、元々大人しい気質のTさん、なぜここまで言いなりになるのか、周囲はわかりません。

 

息子は実の息子です。コイツ、何してるんだ!!!! と思うのがフツ~ですが、このバカは鬼嫁の言いなりだそうです。自分を産んで育ててくれた実のお母さんだぞ!!!!

 

いったいこの嫁はいったいなんなのか???? 義理のお母さんと何かあったのか?

嫁と姑、巷でよくある女性同士特有の生臭い争いがあったとしても、血の通った人間ならここまでしないでしょう。

 

Tさん、このバカ息子の他に娘さんが2人います。幸いこの2人はまともな神経の持ち主らしいのですが、既に嫁いでいる身だけにしてあげられることも限られています。ですがさすがにこれでは地獄ではないか!ということで姉妹でそれぞれ働いたお金を出し合い、有料の老人ホームに入れるように手配したそうです。

 

先日私の母と友人達が集い会いに出かけて来ました。慣れない環境ですが、なんとか馴染みつつあるとのこと。精神の安泰を取り戻せばいいのですが、ビクビク小さくなって過ごす日々を遠くに葬り去り残された日々を穏やかにすごしていただきたいモノです。

 

反対にこの鬼畜夫婦きっと大いなる裁きを必ず受けることになるに違いありません。神さまはいつも見ています。

 


映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』予告映像

しかし若き日のさくらはキレイだ。

そうそう、決まって嫌なヤツが現れる

以前なら(大体2015年の病に倒れるまで)

「あ、そうそう私何かあなたの気に入らないことしましたかね?もし失礼があったなら、謝りますが。」と

Fに直談判していたかもしれません。

 

もっと血気盛んなころなら

「あのなあ、おまえ、なんかオレの気に入らないところがあれば、言え。おまえがオレを毛嫌いしていることはその態度をみればわかる、ここに来る(Fの部署)のは業務の一環だけど、おまえのことを鬱陶しいと感じるその数秒さえ惜しい、オレ、アンタに何かしたか?」

 

まあ、今はこんな言葉使いだとパワハラでどうしようもありませんが、気分的にはこんなとこです。

 

その彼をFとします。優秀ということで中途採用で入社して2年、上述したように部署は異なるので普段の接触は極少ないです。確かにその仕事ぶりは優秀で、早くしかも正確で私たち営業部隊は間接的には助けられおります。

 

そのF 他のスタッフには穏やかに接するのに、なぜか私にはまるで親の仇(死語?いや、なんとか賞味期限みたい)のように接するのです。呼びかけても返事なし。最近はさすがにこれではマズいと思ったのか、世界の不幸を全て自分が背負っているかのような重く暗い返事だけはよこすようになりました。ただ、態度がエグい!!!!まるで、私に接すると伝染病に感染するかのような身体のかわし方です。そう、かわすのです!!

合気道じゃないって!!!(これも最近はマズいと思ったのかソフト化しつつはあるが….)

 

 

不思議なのは原因です!!! これが全く思い浮かばないのです。人間って特に意図なく,意識もしてない行為でも第3者にとってはゴキブリをなすりつけられたように感じることも少なくありません。

ただFと私は当初から接触自体が少ないのです。飲み会やそういう類の集まりで同席したこともありません。これはどうも前世で激しくやり合ったとかしか思い浮かびません。^^;

 

上司に相談? いやいや、中学生じゃありませんから。60歳定年がみえているオヤジですから……別に危害が及ぶわけ(激辛カレー食わされたり)ではありませんから、これを楽しまないと。^^v

 

そうそう、それより自分でも驚いてるのですが歳を重ねることの効用を実感しているところです。上述したように若い頃ならこういう一触即発状態でも、今は許せる(?)&受け入れることができるようになりました。

FはFで私が近づくとワザと大きな音を立てたり、素早い動きを余儀なくされたり、必要以上にエネルギーを使っているのです。そこそこの年齢での中途採用ということでプレッシャーもあるのかもしれません。受験生を抱えているのかもしれません。親御さんが施設に入りたくとも片方が元気なので入れないのかもしれません、F自体に奥さんにいえない借金があるのかもしれません。まあ、人間生きていればいろいろあります。

 

大体自分にとって都合いい人ばかりに囲まれていても、面白くないではありませんか。NHKの昭和懐古型ドラマのように美男美女ばかりが出演していて、どうも現実感が乏しいのと同じのような気がします。

 

Fよ、私の人生における登場人物の一人として許そう!!!

キミもワシをキャステングせよ!!!!!

ニコニコ業界&ギスギス業界

心が満たされたニコニコ業界(お財布も満たされてます)

人間って不思議なモノです。心が満たされているとどんなに厳しい顔つきで強面を装っても、どことなく余裕感が醸し出され、それが視線の優しさに現れます。

相次ぐ自然災害で被災されたり、亡くなられた方のことを想うととてもそれを表に出せるハズもないので、それで潤う業界の方々はひたすら貝にに徹します。

自然災害で潤う業界はしっかりと存在し,投資家の方々は獲物を狙う猛禽類の如く爪を研いでおります。

そういう業界の方、そりゃえびす顔にもなりますよね、冬ボー期待大ですから。国内では大人しく、発散は海外で。忘年会は海外でグルメ三昧という方々実際にはおられます。しっかり隠しておられますが。心の潤い、すなわちこの場合は収入ですね。

 

翻ってギスギス業界です。このところの実績は急降下↓具体的には春以降でしょうか。利益を追求する会社である以上社内の空気感はしっかりと売り上げに左右されます。上の人のイライラ感、追い込まれ感がちょっとした仕草に現れます。ガチャ!!!!電話の切り際に投げつける、スマホならこれみよがしに放り出す。たまりません、周りが。荒れ狂う冬の日本海のようになる社内、営業マンはまだマシです。客周りと称して外に逃げられますから。

 

どよ~んと漂った鉛色の重い空気の下で帰社時間までやりくりしなければならないのは業務スタッフです。逃げ場所はたまのトイレだけ。お互いの会話もどことなくトゲのあるものになりがちで、これが続くとメンタルがやられる方も出てきます。有休でお休み→残ったスタッフの負担増↑ 悪のループの始まりです。

そのうち役員からマネージャーに連絡が…… メンタルで休んでいる者を辞めさせられないか? 昨今はとてもこんなことできません。こんなこともわからない役員だから社も↓なのではないでしょうか。

 

売り上げ、スタッフの問題、マネージャーも心の負担が増していきます。こういう上司が待ちうけるオフィスに外回りの営業マンも帰社しずらく、社の周囲にあるコンビニのイートインコーナで時間を潰す。こういう昭和&平成的な営業マンの生態は令和になっても続きます。

 

人間ってそう進化できないモノなのですね。

 

家にはお金をかけず寝るためだけの場所にしておく

仕事柄中小企業の社長とお付き合いさせていただいただくことが多い。長いこと一つの企業に勤めていると同じように歳を重ねてきた方とは社内外でのポジションは異なっても業界内なら懇意になってしまう。年齢的には私と近く経営者として2代目という立場の方も少なくない。

 

懇意にしていただいているT社長の自宅に招かれた。自分の時間が削られるので全く乗り気でなかったが、無下に断れないのがツライところで、これも業務の一貫と渋々自分を納得させ乗ることにした。大体私ごとき取引先のイチ平社員を誘うこと自体いい予感がしない。

 

T社長は2代目だが、お父様からそのまま引き継いだ訳ではなく、社内企業的に新規事業を立ち上げそれを独立させ運営している。その堅実な性格からかむやみに手を広げることなく足元を見ながら着実に経営してきておられる。

 

頑張ってきた自分へのご褒美にと2年前に自宅をフルリフォーム、主に趣味の部屋にお金をかけた。ホームバーにホームシアター、少し楽器を弄る私に取ってはすこぶる羨ましい防音設備をかねたフル音響設備を備えた。

ところが、である。

久しぶりに訪れてみると、どうも様子が違う。バーカウンターにはお孫さんのモノと思われる幼児が乗って遊ぶクルマがひっくり返っており、ポケモンのぬいぐるみや仮面ライダーやらが散乱している。(多分仮面ライダーだと思う、なんせ1号 2号までしか知らないが。どうでもいいか 。。。)

 

ご自慢のホームシアターで、チラっと音楽ドキュメントモノを観たがなんとも浸れない。終わったら自分で部屋の灯りをオンするのがシラける。

 

T社長がポツリと話し出した。ホームバーもシアターも最近は余り使っていない、とのこと。最初の1年ぐらいだったかな、と。どうしても再度観たい古い映画なら別だが、やはり基本はシアターに出かけるのがいいよな。ホームバーって…………外でなんだかんだわあわあ言いながら飲むのがいいのではないかな。

 

やはりそうか、T社長の性格ならその通りかもしれない。家はホント寝るための場所だけにして、旅や体験にお金をかけた方がよかったかもしれない。ホームバーやホームシアターかけたお金でファーストクラスで世界中飛び回れるのになあ。。。。。。そうすれば途方もないインプットができたのに。でもいい勉強されましたね。

 

立って半畳 寝て一畳。  またしても昔の人はいいこと言うなあ、と思った次第です。

くだらなかった「そいつ」

「そいつ」は期待を裏切った。2時間30分余りの上映時間は長い、回想シーン多過ぎ。で、話が大きくなってもはやファンタジーになっていた。質の悪い脈略の薄い,ただ恐怖を抱かせようという意図だけのお伽話だ。上映時間が長かろうと集中していればどうってことない。ストーリーの中に入りこんでいるわけだから、面白いってことの裏返しだ。

 

寝た、滅多にないぞ、上映後1時間余りが経過した頃だろか、テンポの悪い展開に痺れを切らした睡魔くんが意識の隙間に潜り込み思考を停止させてしまい、コクリと前に船を漕いでしまった。こんなのこの数十年間なかったぞ!!!!!


映画『IT/イット THE END』本編映像(ジョージー編) 2019年11月1日(金)公開

ただまあ「そいつ」がくたばる瞬間の風体が介護施設施設でお世話になっている義父と重なった。この世のしがらみを全て捨て、人としての芯の部分だけになっている義父と被って見えた。それぞれ程度の差こそあれ、年老いていくということは子供に、赤ん坊に戻っていくってことなのかもしれない。

 

これからの超高齢化社会をおもうと………「そいつ」よりそっちの方がずっと恐怖なのだ。

たまには心の浄化をお伊勢さんで。

3連休前の平日 「計画有休」なる奇妙な反強制休暇を取り伊勢神宮に出かけた。出かけた、としたが感覚的には呼ばれたような感じです。

 

奈良から近鉄電車で特急を使わず在来の急行を利用して約2時間半で到着。特急を利用した時より1時間遅くなるが、急ぐ旅でもないのでゆっくり行こう。朝晩は冷えるが昼間はほどよくポカポカ陽気の晩秋の一日、天気は最高、一人気ままに久しぶりのお伊勢さん。

 

伊勢駅から徒歩5分で外宮へ、平日だからか人は少なめ…と思われた。ここまでは。

 

外宮から内宮へ、歩けば1時間ちょっとか……う~ん思案のしどころだ。汗かきそうだからと説得力のない言い訳で楽なバスを利用、外宮から内宮までバスで10分あまり440円なり。ちょっと高い気がするな。

 

 

内宮についてやや驚く。どちらかというとこっちが本番というニュアンスに感じる。バス専用パーキングがAM10時で7割のスペースが埋まっている、ではないか。お参りの順番としては外宮→内宮だがこの方達はすでに外宮は済ませている、というわけなのか。

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五十鈴川 小学6年生のときの修学旅行にてこの同じ場所で撮った写真に不思議な

人影が何人も写っていました。当時TV番組で頻繁に放映されていた心霊写真コーナーに

送ろうと学校中で大騒ぎになったのですが、ある先生の「きっとこれは神さまの姿だからそういうことはやめた方がいい」の一言でボツってしまったことを思い出します。

その写真卒業アルバムのある1枚ですのでまだ所有していますが、見れば見るほど不思議な1枚なのです。)

 

サクサクと整地された境内の砂利を踏みしめながら歩むとどことなく神妙な気持ちになるのが不思議だ。境内両端の巨木の隙間から秋のやや弱い日差しが注ぐ、陰の部分と陽が届く箇所とのコントラストがこの季節特有の透明感を際立たせる。

 

外国の方もチラホラ。他の観光地にはない空気感を感じている様子が手にとるようにわかる。

伊勢神宮がなぜこの地にあるのか?こういう疑問が浮かぶと同時にこの手の古代史にハマりまくっていた高校時代の歴史のF先生を思い出す。神話系の話から古墳等の話が得意で試験のことよりオオクニヌシノミコトだの猿田彦だのそんな話題ばかりだったF先生お元気ですか?今じゃあんな授業だと父兄から文句が出るでしょうね~のんびりした時代でした。

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伊勢志摩サミットの際、各国首脳も訪れました。

 

参拝後は妙に何かこう引っかかっていたものが流れ去ったような気がした。やはりここは日本人の心の故郷なのかもしれない。来月天皇皇后両陛下が来られるようです。

 

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記念に記帳をしました。

 

帰路の急行の車中夕方の混雑時にある駅から推定80歳後半のおじいさんが乗車、でも学生、若い会社員風で座席に空きはなし。見てみぬふりのクズばかりの車内。私はすかさず立ち上がりおじいさんに譲りました。恐縮そうなおじいさん,いいのですよ,当たり前のことなのですから。

こちらこそまた清々しい気持ちになりました!!ありがとうございます!!!!実に気持ちの良い1日の終わりでした。^^v