場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

ニコニコ業界&ギスギス業界

心が満たされたニコニコ業界(お財布も満たされてます)

人間って不思議なモノです。心が満たされているとどんなに厳しい顔つきで強面を装っても、どことなく余裕感が醸し出され、それが視線の優しさに現れます。

相次ぐ自然災害で被災されたり、亡くなられた方のことを想うととてもそれを表に出せるハズもないので、それで潤う業界の方々はひたすら貝にに徹します。

自然災害で潤う業界はしっかりと存在し,投資家の方々は獲物を狙う猛禽類の如く爪を研いでおります。

そういう業界の方、そりゃえびす顔にもなりますよね、冬ボー期待大ですから。国内では大人しく、発散は海外で。忘年会は海外でグルメ三昧という方々実際にはおられます。しっかり隠しておられますが。心の潤い、すなわちこの場合は収入ですね。

 

翻ってギスギス業界です。このところの実績は急降下↓具体的には春以降でしょうか。利益を追求する会社である以上社内の空気感はしっかりと売り上げに左右されます。上の人のイライラ感、追い込まれ感がちょっとした仕草に現れます。ガチャ!!!!電話の切り際に投げつける、スマホならこれみよがしに放り出す。たまりません、周りが。荒れ狂う冬の日本海のようになる社内、営業マンはまだマシです。客周りと称して外に逃げられますから。

 

どよ~んと漂った鉛色の重い空気の下で帰社時間までやりくりしなければならないのは業務スタッフです。逃げ場所はたまのトイレだけ。お互いの会話もどことなくトゲのあるものになりがちで、これが続くとメンタルがやられる方も出てきます。有休でお休み→残ったスタッフの負担増↑ 悪のループの始まりです。

そのうち役員からマネージャーに連絡が…… メンタルで休んでいる者を辞めさせられないか? 昨今はとてもこんなことできません。こんなこともわからない役員だから社も↓なのではないでしょうか。

 

売り上げ、スタッフの問題、マネージャーも心の負担が増していきます。こういう上司が待ちうけるオフィスに外回りの営業マンも帰社しずらく、社の周囲にあるコンビニのイートインコーナで時間を潰す。こういう昭和&平成的な営業マンの生態は令和になっても続きます。

 

人間ってそう進化できないモノなのですね。

 

家にはお金をかけず寝るためだけの場所にしておく

仕事柄中小企業の社長とお付き合いさせていただいただくことが多い。長いこと一つの企業に勤めていると同じように歳を重ねてきた方とは社内外でのポジションは異なっても業界内なら懇意になってしまう。年齢的には私と近く経営者として2代目という立場の方も少なくない。

 

懇意にしていただいているT社長の自宅に招かれた。自分の時間が削られるので全く乗り気でなかったが、無下に断れないのがツライところで、これも業務の一貫と渋々自分を納得させ乗ることにした。大体私ごとき取引先のイチ平社員を誘うこと自体いい予感がしない。

 

T社長は2代目だが、お父様からそのまま引き継いだ訳ではなく、社内企業的に新規事業を立ち上げそれを独立させ運営している。その堅実な性格からかむやみに手を広げることなく足元を見ながら着実に経営してきておられる。

 

頑張ってきた自分へのご褒美にと2年前に自宅をフルリフォーム、主に趣味の部屋にお金をかけた。ホームバーにホームシアター、少し楽器を弄る私に取ってはすこぶる羨ましい防音設備をかねたフル音響設備を備えた。

ところが、である。

久しぶりに訪れてみると、どうも様子が違う。バーカウンターにはお孫さんのモノと思われる幼児が乗って遊ぶクルマがひっくり返っており、ポケモンのぬいぐるみや仮面ライダーやらが散乱している。(多分仮面ライダーだと思う、なんせ1号 2号までしか知らないが。どうでもいいか 。。。)

 

ご自慢のホームシアターで、チラっと音楽ドキュメントモノを観たがなんとも浸れない。終わったら自分で部屋の灯りをオンするのがシラける。

 

T社長がポツリと話し出した。ホームバーもシアターも最近は余り使っていない、とのこと。最初の1年ぐらいだったかな、と。どうしても再度観たい古い映画なら別だが、やはり基本はシアターに出かけるのがいいよな。ホームバーって…………外でなんだかんだわあわあ言いながら飲むのがいいのではないかな。

 

やはりそうか、T社長の性格ならその通りかもしれない。家はホント寝るための場所だけにして、旅や体験にお金をかけた方がよかったかもしれない。ホームバーやホームシアターかけたお金でファーストクラスで世界中飛び回れるのになあ。。。。。。そうすれば途方もないインプットができたのに。でもいい勉強されましたね。

 

立って半畳 寝て一畳。  またしても昔の人はいいこと言うなあ、と思った次第です。

くだらなかった「そいつ」

「そいつ」は期待を裏切った。2時間30分余りの上映時間は長い、回想シーン多過ぎ。で、話が大きくなってもはやファンタジーになっていた。質の悪い脈略の薄い,ただ恐怖を抱かせようという意図だけのお伽話だ。上映時間が長かろうと集中していればどうってことない。ストーリーの中に入りこんでいるわけだから、面白いってことの裏返しだ。

 

寝た、滅多にないぞ、上映後1時間余りが経過した頃だろか、テンポの悪い展開に痺れを切らした睡魔くんが意識の隙間に潜り込み思考を停止させてしまい、コクリと前に船を漕いでしまった。こんなのこの数十年間なかったぞ!!!!!


映画『IT/イット THE END』本編映像(ジョージー編) 2019年11月1日(金)公開

ただまあ「そいつ」がくたばる瞬間の風体が介護施設施設でお世話になっている義父と重なった。この世のしがらみを全て捨て、人としての芯の部分だけになっている義父と被って見えた。それぞれ程度の差こそあれ、年老いていくということは子供に、赤ん坊に戻っていくってことなのかもしれない。

 

これからの超高齢化社会をおもうと………「そいつ」よりそっちの方がずっと恐怖なのだ。

たまには心の浄化をお伊勢さんで。

3連休前の平日 「計画有休」なる奇妙な反強制休暇を取り伊勢神宮に出かけた。出かけた、としたが感覚的には呼ばれたような感じです。

 

奈良から近鉄電車で特急を使わず在来の急行を利用して約2時間半で到着。特急を利用した時より1時間遅くなるが、急ぐ旅でもないのでゆっくり行こう。朝晩は冷えるが昼間はほどよくポカポカ陽気の晩秋の一日、天気は最高、一人気ままに久しぶりのお伊勢さん。

 

伊勢駅から徒歩5分で外宮へ、平日だからか人は少なめ…と思われた。ここまでは。

 

外宮から内宮へ、歩けば1時間ちょっとか……う~ん思案のしどころだ。汗かきそうだからと説得力のない言い訳で楽なバスを利用、外宮から内宮までバスで10分あまり440円なり。ちょっと高い気がするな。

 

 

内宮についてやや驚く。どちらかというとこっちが本番というニュアンスに感じる。バス専用パーキングがAM10時で7割のスペースが埋まっている、ではないか。お参りの順番としては外宮→内宮だがこの方達はすでに外宮は済ませている、というわけなのか。

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五十鈴川 小学6年生のときの修学旅行にてこの同じ場所で撮った写真に不思議な

人影が何人も写っていました。当時TV番組で頻繁に放映されていた心霊写真コーナーに

送ろうと学校中で大騒ぎになったのですが、ある先生の「きっとこれは神さまの姿だからそういうことはやめた方がいい」の一言でボツってしまったことを思い出します。

その写真卒業アルバムのある1枚ですのでまだ所有していますが、見れば見るほど不思議な1枚なのです。)

 

サクサクと整地された境内の砂利を踏みしめながら歩むとどことなく神妙な気持ちになるのが不思議だ。境内両端の巨木の隙間から秋のやや弱い日差しが注ぐ、陰の部分と陽が届く箇所とのコントラストがこの季節特有の透明感を際立たせる。

 

外国の方もチラホラ。他の観光地にはない空気感を感じている様子が手にとるようにわかる。

伊勢神宮がなぜこの地にあるのか?こういう疑問が浮かぶと同時にこの手の古代史にハマりまくっていた高校時代の歴史のF先生を思い出す。神話系の話から古墳等の話が得意で試験のことよりオオクニヌシノミコトだの猿田彦だのそんな話題ばかりだったF先生お元気ですか?今じゃあんな授業だと父兄から文句が出るでしょうね~のんびりした時代でした。

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伊勢志摩サミットの際、各国首脳も訪れました。

 

参拝後は妙に何かこう引っかかっていたものが流れ去ったような気がした。やはりここは日本人の心の故郷なのかもしれない。来月天皇皇后両陛下が来られるようです。

 

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記念に記帳をしました。

 

帰路の急行の車中夕方の混雑時にある駅から推定80歳後半のおじいさんが乗車、でも学生、若い会社員風で座席に空きはなし。見てみぬふりのクズばかりの車内。私はすかさず立ち上がりおじいさんに譲りました。恐縮そうなおじいさん,いいのですよ,当たり前のことなのですから。

こちらこそまた清々しい気持ちになりました!!ありがとうございます!!!!実に気持ちの良い1日の終わりでした。^^v

この映画でももクロのLIVE行きたくなりました。

いい作品なんだけど………なんというか…締まりのない打ち合わせが終わった後、いったい何が決定されたのか思い出せない会議のような映画でした。

 

構成が悪いのか、詰め込み過ぎなのか、オイオイ、それってちょっとおかしかないか?このシーン余計じゃないのか?いらないだろう、と突っ込みどころがチラホラ。


映画『最高の人生の見つけ方』予告編 2019年10月11日(金)公開

 

 

客席はほとんどジジババ、1組だけ若い女性2人組。 年取ると2時間の上映時間中もトイレが我慢できないのか途中で席を立つ(全員男性)方々も、で席に帰ってきたところで、席を外していた間のストーリーを説明するババの声がこれまたよく響くのです。

 

「お金があれば、幸せになれると思っている貧乏人のうちがいいのかもしれない」なるほど。でもカネがあれば大抵のことは叶うのも真実ではないかな。あとはお金持ちとなった後のメンタルのメンタルをどう保つかの問題でしょうね。

 

死ぬまでにやりたいことリストか……頭の中でボンヤリ思っていても言語化となると以外とできなかったです。

それより、この作品を鑑賞して、ももクロのLIVE♫に激しく行きたくなったのが正直な感想です。^^;

日常に潜む気付きのヒント

ちょっとしたことで閃くことがある。他人からすると、「なんじゃ、それ?!」というようなことでも本人にしてみるとノーベル賞でも勝ち取ったような気付きということがたまにある。

 

今朝クルマでの通勤途中に、とある光景を目にした。あるオヤジが通り沿いの植木を剪定している。

 

なんてことない風景だ。私も今はもう誰も住んでいない家内の実家の植木を年2回剪定する。剪定自体は楽しい、剪定ハサミでチョッキンチョッキンとリズミックに刃先を動かすことが楽しい。問題はその後だ、散らばった葉先 枝葉の回収、これが意外にキツい。腰が痛くなる。で、枝が袋を突き破り外に飛び出るの

で、袋がダメになり、新しい袋を用意しまた最初から入れ直しということもままある。その際枝を再度2分割、3分割しなければならず、倍の手間がかかる。

 

そこで、通勤途中の風景に戻ろう。このオヤジ、一輪車を剪定する場所の下にセットチョキチョキとやっているではないか。切られた枝葉は自然と一輪車の中に、またその場にしがみつくように残った枝も、刃先で掃くように払えば真っ逆さまに一輪車行きとなる。

 

確かに場所によっては一輪車など使いにくいところもあるだろうが、そういう時はポリのゴミバケツでも十分用は足すのではないだろうか。一輪車に貯まった枝葉の中に剪定ハサミを突っ込み適当にチョキチョキすれば長い枝も短くできる。

 

一度枝葉を落としてしまうと、下がアスファルトの場合、路面の凸凹に葉が入り込んでしまい、履いてもと取りにくく困っていたのだ。若干屈んでの姿勢は腰痛を誘発し、辛いことこの上ない、といった状態だったのがこれまでの状況である。

 

 

来月、家内の自宅の剪定作業を予定している。今は両親とも介護施設に入所しているので空き家となっているが、家内が生まれ育った愛着のある家屋なので、最後の時までできる限り綺麗に保っておきたいと思っている。

 

一輪車を剪定場所に置いておく、か。関係ない人にとってはたわいのないどうでもいいことでも、悩んでいる人にとってはまさに神の暗示。

「ヒント」って生活圏もっと近くの足下に転がっているものなのかもしれない。

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こんなのなんてことないのだけど....^^: