場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

大阪震度6弱(青い金塊)

 

明日で大阪北部地震から1週間、被災地域におけるブルーシート争奪戦の勝負を制したのは18日(月)当日のお昼時点で在庫を持っているその手の業者でした。その手…金物、土木資材系のお店です。ホームセンターではこういうとき若干心もとないですね。電話1本で通じる馴染みのお店です。前述しましたそのブルーシートの必要サイズを在庫として持っていなければなりません、その時点でそういうお店は在庫一掃だったみたいです。もちろん言い値です。(自治体買い上げの場合もあり)なにしろ翌日の夕方から雨天だということがわかっていたのですから。災害時における必需品第一波はもちろん電気、水道、ガス、これにもうひとつブルーシートが加わります。

被害にあった建造物を風雨から守るためと逆に危険区域に近づかないようにするため、が主な用途でしょうか。

 

熊本地震の後、九州自動車道を走行した際住宅の屋根を覆うブルーシートが熊本インターの前後数キロに渡って続いていた様子が思い起こされます。

 

東日本大震災では、もう一つ悲しいことに使われました。被害に遭われた方の遺体を覆うために膨大な数のそれらが必要になったと聞いたことがあります。正視に耐えません。

 

今回の大阪北部地震の規模と比較すると正に想定外だった東日本大震災。消費されたブルーシートが膨大な数量だったことは容易に想像できます。災害とはいえモノが動けばおカネもついて流れます。当時関東圏某県のX社が大変な恩恵にあづかったとの噂が耳に入ってきました。なるほどあそこならメーカーとの太いパイプを生かしたストックは豊富だ、と私も合点がいきました。昨今根付いた多品種少量の在庫方針に追い打ちをかけるようにネット通販が幅を利かせあまり在庫しないお店が多いのですが……。風潮とは逆をいったX社、利益も通常プラス大幅にαかつ被災地に役立つモノを素早く届けたと

 

のちにX社が多額の義援金を寄付したと聞きましたが、これはまあ当然でしょう。

ゴールドって金色とは限らないみたいです。