場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

防犯としての挨拶


前のめりで体重をかけ踏みしめながら彼は坂道を登ってきた。真上からの陽射しにママチャリのフレームが反射する。
『こんちわっ!!』薩摩独特のイントネーションが下る私と交差する。『?』おもいがけず一瞬ごぼうのように黒い横顔を追い、『ちわっ』と私も返す。
少しタイミングがずれたか。見送る背中に白いシャツが汗で張り付き、立ち漕ぎの太ももがジャージを通して盛り上がっている。部活だな。

 

仕事で鹿児島県鹿屋市を訪れました。人口10万人大隅半島の中心地です。子供の頃からこうやって見ず知らずの者にも挨拶するようしつけられていると聞いたことがあります。
鹿児島県は特に鹿児島市街の俗にいう田舎にいくとそれが顕著です。薩摩独特の風土でしょうね。よそ者丸出しの私にとっては、嬉しいものです。
それとコレ、防犯の抑止力に多大な効果があるとおもいます。暗に“観ているからね”メッセージになったりしているようです。
こういうの復活....ん~今の日本の都会じゃ~無理ですね。

 

25日頃桜島が5000mほど噴煙を吹き上げ、鹿児島市内は灰が凄まじいと報道されておりましたが、地元のヒトにとっては...いつものこと...だそうです。

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