場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

顔相(がんそう)という鏡

「日産 西川社長報酬不当上乗せ」 帰宅するとテーブルの上の夕刊一面に踊る文字。

ああこれか!!なるほど!!!! 母は若い頃からよく人の顔相を見る。その結果、どうのこうのは母からは一切言わない。その影響かまたは血を引いたのか、私も最近は自然と気になる人の顔相をみてしまう。カルロスゴーン事件の際、毎日のようにTVで西川社長が映し出されていたが、どうも違和感がぬぐいきれなかった。

 

あれだけの企業のトップとしての顔相には思えなかった。それはなんなのか、私にもわからなかった、感覚だ。そしてそれは違和感としかいいようのない、例えばキリンはアフリカにいるべきであって、大阪の新世界にいるのはおかしいだろう、といった類の違和感だ。喩えがおかしいな….^^;。いや、新世界の隣は天王寺動物園だ。まあ、いいか。

 

あれから数ヶ月、昨日たまたまウチの若いやつ(K)と日産の話になった、(正確には日産スタジアムの話から微かに掠った程度だが)

なんのことは無いガンバ大阪の熱狂的なサポーターであるKは、先日ガンバの試合のため横浜まで足を運んだと言うのだ。

「ただ今回は日産スタジアムではなくて、三ツ沢スタジアムでした。 日産スタジアムって収容人数7万人ですよね、三ツ沢~はホント比べものにならないほど小さくて….1万5000人くらいですよ、確か」

 

「ゴメン、J1最近あまり追って無いけど、ガンバって確か今、下の方では? J2落ちってことも可能性あるの」

「まあ確かに下の方ですけど、ボクは楽観してますね、宮本監督、これからやってくれますよ、覚悟できてますから」

「覚悟。。。。。???」 それだ!!!覚悟がないんだよ!!! あの日産のオッサン!!!!

 

 

数ヶ月間微かに引きづっていた西川社長の顔相の違和感の理由が私なりに氷解した瞬間でした。

 

で、今日の夕刊記事。冒頭に戻ります。

 

あれだけの企業のトップとしての覚悟が瞳に宿っていないのです。株価連動型だがなんだか知らないけど、カンタンに不正操作が可能で、受け取る報酬を上乗せできるとか。数千万返上するといっているけど、あの最中によくここまで頭が回っていたね。求心力低下は避けられないだろうが、私はつかえが取れたようにスッキリしました。

 

全ては顔に出るのだ、瞳に宿るのだ。神さまはそういうふうに創造されたのだろうか。

 

人のふり見て我がふり直せ。自戒の念を込めて。^^;