場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

夫婦はお父さんから逝くのがシアワセ

 

「母の一周忌が先日終わったのですが、オヤジがまだまだ、というかますますダメですね…」

後輩のFくんから相談を受けました。

お母さんが亡くなられて1年、でもお父さんは日に日に落ちていくらしいのです。具体的には、かあさんの作ったご飯が食べたい、何もしてやれんかった、大したとこにも連れて行ってやれんかった,料理が美味しいともっと言ってやればよかった…等々、そして泣かれる、とのことです、シクシクと泣き、めっきり増えてきたシワに沿って熱いモノがこぼれ落ちるのだそうです。ご両親はよく世間で言われるところのオシドリ夫婦とかいった類のものではなく、どちらかというとお父さんは口数も少なく、ブスッとしている方が多かったらしいのですが… 

 

時の経過が悲しみを癒してくれる、と一般的には言われますが、実は、特に男性には当てはまらないのかもしれません。

 

身内の例で恐縮ですが私の叔母の場合、叔父が亡くなってからしばらくは落ち込んでいましたが、1周忌の終わったころから同じ境遇の方々との国内の温泉旅行が楽しみになり、道楽の方も短歌に墨絵に観劇と生きていることを存分に楽しんでおりました。でも、一番会いたい人は?と尋ねると「そりゃ~天国のお父さん!!!」

 

う〜んメンタルでいくとオトコの方が弱いのでしょうか……Fくんのお父さん、しっかりしないと天国のお母さんが悲しみますよ!!

お母さんとの何気ない日常がシアワセだったのですね、お母さんがいなくなった今、残念ながら感謝の言葉は手遅れですが、せめてお父さんが楽しく元気に与えられた命を生き抜くことが何よりの供養だと思います。こうなると先日観た映画「日日是好日」がタイミングよくより際立ってきます。

そうそう私からの提案ですがこの際ブログでも始めて、やるせない気持ちを綴りまくってみてはどうでしょうか?吐き出したらまた新しい息吹が入ってきますよ!!!!!^^;

 

人ごとではないな、ウチもオヤジから先でないと...かえって悲惨になるな^^;

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