衰退ゾーンに商機あり
24日金曜日から大阪府の外れにある実家に帰省しておりました。場所柄中途半端な田舎であり、クルマがないと買い物にもこと欠きます。80歳を超えたオヤジが、免許証を返納したのが2年前。以降日々の買い出しは、母が50ccのスクーターで賄っております。その母も75歳を超えました。いつまでもバイクで、というわけにはいきません。集落全体が似たような状況です。いわゆる‘買い物難民’です。深刻なる現況です。
幸い野菜類は、田舎ゆえ物々交換に近い形で近所より手に入ります。野菜以外の食料品とちょっとした日用品の入手が少々不便、というのが現実です。たまに帰省した折、母をクルマに乗せスーパーに買い出しに出かけます。もうバカバカと買い物かごに放り込みます。自炊をしている私から見て、少々割高かな、と思われる食料品もお構いなしです。この年代は、こと年金やら退職金に関しては比較的恵まれており、生活費、特に食費に関しては、そう節約するという思考は感じません。まあ、高齢ゆえ少食ということと、いまさら………ということもありますが。(^^; それよりやはり利便性第一ということでしょう。
かねてより、徒歩圏にてコンビニ、できればそういうお年寄りをターゲットに据えているセブンイレブンが出店してくれればいいなあ、マーケットはあるぞ~と密かに思っていたところ、なんとこの春にセブンイレブンが新規オープンするというではありませんか。(^^v すでに近郊では話題になっております。母もすでに早朝ウォーキング仲間との待ち合わせ&ゴール&その後の買物に利用するようです。(^^v
畑仕事の帰り、ゲートボールの帰り、老人会イベントの買い出し、秋祭りの買い出し、地蔵盆、まとめ買いの需要も多く、また前述した通り少々割高でも利便性最優先の地域です。都心部とは異なる地域密着マーケティングが遂行できると推測しています。来店できないお年寄りのための宅配も準備中とのことです。心配していたスタッフも問題なく集まったと聞きます。24時間営業は必要ありません。7:00(できれば、6:00)〜22:00でOKです。素人目に見ても需要は十分見込めます。客単価勝負でしょうか。次回帰省する際には、すでにオープンしていることでしょう。私も訪れ定点観測していきたいです。