だから私は映画館が好き⑨「チャンシルさんには福が多いね」
韓国モノってほとんど観ないのだけど。。。
途中ダラっとしたが、観終わった後の余韻がいい。
深いと言うことかな。
先月観た「わたしの叔父さん」もそうだったけど、小津安二郎監督への
オマージュが散りばめられている。
改めて人の繋がりとしての自分の周りを見直したくなる作品。
ハングルの響きが耳に心地いい〜 こうやって韓国モノにハマっていくのかな。(笑)
だから私は映画館が好き⑧「命の停車場」
いやあ〜これはもう、、、まいった〜
暗いわ、悲しいわ、寂しいわ、もうつらすぎて
途中で頭痛がしてきました、、、
封切りから少し時間が経っているので、お財布に優しいとはいえ。。
病みそう。。
でも、これが現実。。
人の世で最も困難なことは、「安らかに死ぬ」ことと実感。
「脳の誤作動で起こる痛み、、」というのがあるのですね。
だとすると、逆にいい方へのイメージ次第で
例えば金銭的にはどん底ボンビーでも
お花畑楽園生活者として生存することも可能かも。。(笑)
脳をうまく騙せばいいのかな。
う〜ん 実践したい(笑)
だから私は映画館が好き⑦「くるみ割り人形 in cinema」
生きていれば、色々あります。
綺麗ごとでは済まされない故、エグいことに
手を染めなければならないこと、保身のため他人を蹴落とさ
なければならないこともある、これは仕方ない。ヒトの世は
そういうモノだ。イラつくこと、嫌なヤツとの飲み会(コロナのお陰で
激減したが)
でも、これを観ている2時間弱だけは。。。。そんなドロドロはわきへ置いておいて
ファンタジーの元祖と言える世界にどっぷり頭のてっぺんまで浸れます。
今回は、熊川哲也 Kバレエ カンパニー
「くるみ割り人形 in cinema 」
バレエ公演のライヴ収録版です。よって料金も2,500円と通常のシネマより
ち〜と割高です。
(今回上映分は昨年12月のBunkamuraオーチャードホールでのもの)
そらもう、公演劇場その場にいること、これが最高〜ですが、
シネマにはならではのいいことがあります。
それは役者の細かい顔の表情が手にとるようにわかること、これはもう
劇場では最前列でも厳しいです。
というワケで今回ももちろんクララにメロメロ〜💌💌💌
今回のクララ役は、吉田このみさん💌
男なら国籍、年齢、問わず踊るクララに恋しないヤツはいないでしょう。
世界中のバレエ団のクララ💌を観てみたいモノです。
「夢を醒めないで〜」
何度でも観たい極上の夢〜「くるみ割り人形」
次回は劇場で。。。
チケットの半券で通常500円のキャラメルポップコーンが
300円に!!お土産に最適!!!^^v
小金が貯まる。
小金が貯まる。
セコセコと貯金に勤しんでいるワケではない。
月末になっても財布の中は、そう寂しくなっていない。
我が家は月末の小遣い制、四苦八苦やりくりしていた2019年までの
人生とは雲泥の差である。
懐中の余裕は、心の自由~(笑)
いや本当だ。
なんだこの現象。。
カンタンだ。。要は出費しない。欲しいモノは手に入れているのだが
(大したことない金額の範囲で、具体的には一万円以下かな)
それ以外使わない。
どうして?
外食だ。befiorコロナ時はそこそこ人並みには出かけていた。
ところが今や
行かなければならない時のみ,イヤイヤ出かけている状態だ。
自分からは行く気がない。
コロナがここまで変えた。
一応営業マンなので、お得先でのご飯どころ情報合戦には、参加している。
どこどこのパン屋さんが美味しいよ~
と聞けば、「あっ、、そうですが!!機会作ってぜひ買いに行って来ます!!」と
レスポンスよく反応しているが、心の叫びは。。
(パンだろ?そう変わらないよ~どこもかしこも今時は。。。)
“冬はやっぱ北陸のカニ🦀だねえ~そろそろ忘年会旅行泊まりでどうかな?“
と職場で盛り上がる。一応,さも賛同の顔つきで装うが。。実は
(あんなめんどうくさい食べ物、どうでもいい、大体食べかすが面積とって汚い、
質のいいお刺身があれば、十分だろ、大体お前らとは行きたくない、自由にさせろ)
ラーメンは、店に行かないとも、多少値の張る300円~程度のカップ麺ありますよね~
あれが想像以上に美味い!!!!十分、これもそう変わらないのが正直な感想です。
あと冷凍食品、レベル高いぞ、日本の冷凍食品、あとは野菜炒めを添える。
ごはん、私は玄米にこだわる。冷たくなっても美味い。
弁当は、玄米ご飯にシンプルなおかずを週2回自分で作る。あとはカミさんの作品を
いただく。玄米弁当、もうお昼はこれに尽きます、ヘルシー最高満足!!!!
食後のスイーツ、これ、とにかくコンビニスイーツのレベルが凄まじく、
ユーザーとしては嬉しい限り。上限は200程度のコンビニスイーツは世界に誇れます。
当月も、娘夫婦以外との外食は無し。
またまた今月もお金が貯まるなあ~
へんな奴かもしれないけど、こんなの自分だけ!と思っていても
意外に同士はいるものである。
つづく
だから私は映画館が好き⑥「わたしの叔父さん」
こんな素晴らしい作品 500円で鑑賞できていいのか〜!!
ならシネマテーク
11月の作品は
デンマーク映画「わたしの叔父さん」 2019年製作
登場人物少なし、セリフ必要最小限以下、、
まるで 2013年作品「ペダルダンス」みたい。。。^^;
その分独特の映像と役者の演技で魅せる。好みです。。。
淡々と繰り返される日常、決まり過ぎた1日。
カラダの不自由な叔父さんを起こすことから1日が始まる、朝食
牛の世話、作物を刈り取り、晩ご飯、食後のコーヒーとTV
そして寝る。これの繰り返し、買い物は週に一度、買うものも同じモノ。
ハッキリ言って、観客側に睡魔がくる。。^^;
どうしてこの映画がエンターテイメント作品が有利といわれる
東京国際映画祭コンペティション部門で最高賞にあたる東京グランプリに
輝いたのか(2019年)。。しかも審査員満場一致とか。
グランプリとなると、決定には多少どころか結構もめるのが普通らしいのだが。。
それは、この淡々と日々営まれる何気ない日常の積み重ねが前提となっての
ラストシーンに集約される。
シアワセはどこにある?
日常ってなに?
デンマークの農場風景の映像なのに、どうも光の使い方とか見覚えあるな、と
思ったら監督は小津安二郎監督を敬愛しているとか。
「あ〜楽しかった〜」だけでなく
じっくりと自分の内側と人生について考えさせてくれる作品、
問いを突きつけられたような作品がいい映画だと改めて思った。
ラストシーンは、突然来て、突然終わる、寝ないように〜(笑)
と言っても通常のシネマでは21年1月に公開済みです。
今回の企画のおかげ、ホールで観れて良かった。
だから私は映画館が好き⑤〜どこかで誰かがみていてくれる〜
公開は2014年 「5万回斬られた男」といわれる故福本清三さんが主演だ。
時代劇になくてはならない斬られ役の名脇役として50年間。。。
映画はもちろんだけど、TV時代劇全盛期の続きモノ番組にはほぼ
毎回出られているではないか。
でも主役としての作品はこれが最初で最後。
しかし、こうやって名前が知れ渡るまでは、いや有名になっても大部屋のひとり
として「代表作、なし」で通した福本さん。自らの美学を貫いたのだなあ。
でも、ひとり暮らしの自宅でのシーン、小津安二郎監督「東京物語」の
ラストシーンを思い出させて、オトコ(老齢)の哀愁が滲み出まくって
身につまされました。
なんせもう7年前の映画のため、主演の福本清三さん、松方弘樹さんが亡くなられている。
でも、作品の中では生き続けている。
今回は、とある劇場からの招待に当選、コロナ禍で1年半待たされたけど
少し前の見逃した作品を見ることができて良かった、良かった。^^v