場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

たまには心の浄化をお伊勢さんで。

3連休前の平日 「計画有休」なる奇妙な反強制休暇を取り伊勢神宮に出かけた。出かけた、としたが感覚的には呼ばれたような感じです。

 

奈良から近鉄電車で特急を使わず在来の急行を利用して約2時間半で到着。特急を利用した時より1時間遅くなるが、急ぐ旅でもないのでゆっくり行こう。朝晩は冷えるが昼間はほどよくポカポカ陽気の晩秋の一日、天気は最高、一人気ままに久しぶりのお伊勢さん。

 

伊勢駅から徒歩5分で外宮へ、平日だからか人は少なめ…と思われた。ここまでは。

 

外宮から内宮へ、歩けば1時間ちょっとか……う~ん思案のしどころだ。汗かきそうだからと説得力のない言い訳で楽なバスを利用、外宮から内宮までバスで10分あまり440円なり。ちょっと高い気がするな。

 

 

内宮についてやや驚く。どちらかというとこっちが本番というニュアンスに感じる。バス専用パーキングがAM10時で7割のスペースが埋まっている、ではないか。お参りの順番としては外宮→内宮だがこの方達はすでに外宮は済ませている、というわけなのか。

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五十鈴川 小学6年生のときの修学旅行にてこの同じ場所で撮った写真に不思議な

人影が何人も写っていました。当時TV番組で頻繁に放映されていた心霊写真コーナーに

送ろうと学校中で大騒ぎになったのですが、ある先生の「きっとこれは神さまの姿だからそういうことはやめた方がいい」の一言でボツってしまったことを思い出します。

その写真卒業アルバムのある1枚ですのでまだ所有していますが、見れば見るほど不思議な1枚なのです。)

 

サクサクと整地された境内の砂利を踏みしめながら歩むとどことなく神妙な気持ちになるのが不思議だ。境内両端の巨木の隙間から秋のやや弱い日差しが注ぐ、陰の部分と陽が届く箇所とのコントラストがこの季節特有の透明感を際立たせる。

 

外国の方もチラホラ。他の観光地にはない空気感を感じている様子が手にとるようにわかる。

伊勢神宮がなぜこの地にあるのか?こういう疑問が浮かぶと同時にこの手の古代史にハマりまくっていた高校時代の歴史のF先生を思い出す。神話系の話から古墳等の話が得意で試験のことよりオオクニヌシノミコトだの猿田彦だのそんな話題ばかりだったF先生お元気ですか?今じゃあんな授業だと父兄から文句が出るでしょうね~のんびりした時代でした。

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伊勢志摩サミットの際、各国首脳も訪れました。

 

参拝後は妙に何かこう引っかかっていたものが流れ去ったような気がした。やはりここは日本人の心の故郷なのかもしれない。来月天皇皇后両陛下が来られるようです。

 

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記念に記帳をしました。

 

帰路の急行の車中夕方の混雑時にある駅から推定80歳後半のおじいさんが乗車、でも学生、若い会社員風で座席に空きはなし。見てみぬふりのクズばかりの車内。私はすかさず立ち上がりおじいさんに譲りました。恐縮そうなおじいさん,いいのですよ,当たり前のことなのですから。

こちらこそまた清々しい気持ちになりました!!ありがとうございます!!!!実に気持ちの良い1日の終わりでした。^^v