父子帰省の成れの果てのソロ帰省
この夏は「父子帰省」なる言葉が頻繁に飛び交いました。しかし、こんなの今に始まったことではありません。それどころかウチは数年前から、父(すなわち私)のみのソロ帰省が常態化しております。まあ私の実家まで住まいからクルマで1時間弱なのでいつでも伺うことができるということもあるのですが…
ニュース番組が欲しがるターミナル駅での典型的帰省絵巻…お父さんがインタビューで「親に孫の顔を見せて、ゆっくりしてきます…」的な画とは我が家は程遠い状況です。
上の娘は嫁ぎ、下の娘は友達と旅行、妻はパートといながら本心は行きたくない。というか仏壇のない家庭に育った妻は、お盆といってもご先祖さまがどうのこうのという感覚がありません。
まあ時代の流れには抗えません。私もソロの方が気兼ねなしにゆっくりとできるので最近は、何も言いません。妻も一人だけの時間を持ちたいでしょうから。
もっとも変化したのは、私の両親の方です。男が一人で帰ってくるのはおかしい💢嫁と子供も連れて顔を見せにくるものだ、と2年ほど前までは息巻いていたのですが、昨年あたりから何も言わなくなりました。コレはコレでなんとなく手応えがなく寂しい気がするのですが。
まあ、なんとか私の代までは仏壇は守っていく覚悟ですので、といいながら大好きだったおじいちゃんの姿を思い浮かべながら、仏壇に線香をあげ手を合わすのでした。
う~ん、弟のところは子供いないし、将来的には最終的には墓じまいということになるのだろうか。
ボッ~と生きていても考えなければならないことはヤマほどあります。^^;