場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

芸こそ芸に学ぶ、それが芸道!

クルマ業界におけるマイナーチェンジや、新機能が織り込まれた家電のごとく新製品を定期的に届けられる業界の営業は、ネタということにフォーカスすればお客様とのコミニュケーションは比較的ラクです。新しい機能、改良された点を列挙すると共に困りごとを炙り出し、解決に向かえば商談は成立します。

ところが、私のように機械器具工具関係のメーカーってそう新製品が発売されてるわけではありません。改良はされていますが戦後期の形態からそう変化していない製品をいまだに販売し続けている場合も少なくありません。ユーザーから求められて現場にあった製品の選定のアドバイスを任される場合は困ることはありません。求められる通りアドバイスし解決に向かい今後も末長いご愛顧をお願いすれば、ミッションは終了します。

ところが、こういうユーザー対応とは別に代理店への売り込みという活動が伴います。ネットの普及で足を使った昭和的な営業活動は減りはしましたが、ゼロではありません。訪問した際の手持ち無沙汰感が耐えられず尻込みする若い営業マンが多いのは否定できません。長く業界でメシを食っているので、対処の仕方は染み付いておりますが、若手の教育に当たってこの部分で頭を悩ませている昨今です。


同じネタで聴衆を引き込む落語に少しでも光明を見出したいと考え、地元で開催される小規模の寄席に出かけました。

いや~素晴らしい!!!! 落語はTVでもDVDでも今や配信でも気が向いたときに好きなだけみることができる。でも,やはりLIVE,ナマですね、出囃子がいやがおうでも高揚感が盛り上がります。オンライン落語だとこうはいかないですね。

 

トリの林家花丸師匠の酔っ払いの演技といったら………酔客どうし、素面と呑み助この演じ分けの妙、見事なのは酔っ払い役の際、瞬時に顔に赤みが刺すのはどういう芸なのだろう?瞬間的に息を止めているのか?(演目は 猫の災難)

 

この花丸師匠、年に40回は宝塚歌劇を鑑賞するほどの宝塚ファンだとか、花丸師匠の前座である林家笑丸師匠は‘後ろ面’の達人でNHK連続TV小説『わろてんか』の演技指導をしているらしいし、
開口一番の桂ちきんにいたっては、映画を年間600本!!見ているとのこと………『そこまでヒマがあるということがツライでしょう?』(客席ドッと笑い)


芸は異なる芸に学ぶ、ということか。

地域のよくあるコミニュティセンター内の集会室、観客30名、コレで前売り1,000円
プロの技に圧倒され、また学ぶことが多かったひとときでした。あっ、そうそう腹の底からのこみ上げる笑い、それが何より。。。。^^v

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