場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。昨年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

女性の美はカネで買える現実をみました

以前京都地区を担当していたのがおよそ7年ほど前です。そのうちの5年は福岡に赴任していたので完全に関西を離れていたわけです。今回改めて梅雨明けしてまもないこの地のお客様を廻らせていただき、人は変化するものだという思いをより強くしました。特に女性ですね、見た目の変化はメンタルにも大きな作用を及ぼすということを教えていただきました。よく、形から入るといいますが、自分をその気にさせるにはまずは外見からと言われるのは、思った以上のプラス効果があるのだという現実を垣間観ることができました。


その方は直接の顧客ではありません。わたしが懇意にしているお得先S社のおけるトップ3に入るクラスのお客さまです。その社長さんGは、見た目もどちらかというとゴルゴ13のような強面です、体も肩が盛り上がった柔道家タイプで仕事がら日焼けした肌にオールバック、濃い眉にギラつく瞳が押し出しの強さを物語っています。建設関係という生業にピッタリ、一代でそこそこの会社に育て上げたいかにも昭和の社長といったタイプです。たまに私がS社にお邪魔する午後の遅い時間などは、G社長さんが次回の現場で調達する資材の打ち合わせに来ておられることがあります。G社長一人ではありません。必ず業務課の方を伴っておられます。女性の…事務の方です。この女性、腕のいい(?)交渉人であり、社長秘書であり、または愛人でもあります。まあ、こういうのはこの業界ではよくある話です。

 

このお方、仮にA美さんとしておきましょう。以前私が担当していた頃は、ハッキリ言って世間でいう“愛人”のイメージとは程遠いほどの容姿の持ち主、でした。まあ、これはどうしょうもありません。また誰しもがそうそう外見に恵まれてるなんてドラマの世界だけです。それは別としても…….なぜ?よりによってこの女性を?正直これは誰もが感じるギモンです。悪口ではありません…世の中にはいろんなヒトがいるなあ、奥さんあんなにキレイなのに、やはり人間美食が常食になるとお茶漬けも恋しくなるのだ、人は見かけじゃないんだ……等 酒場では絶好の肴です。実はこのA美さん、見た目だけではありません、仮に世界無愛想コンテストなるものがあるとしたら確実にメダル候補間違いありません。それにつけてバックについているのがG社長ということで、まあ業者をいたぶることいたぶること…値切ること値切ること、ただそれなりに大きなお金が動くということと中間に入るS社の顔も立てなければならないというジレンマに頭を抱えながら業者はギリギリの見積もりの提出を余儀なくされます。

まあ、必要なけれなしっかりと距離をとっておきたいお客というわけです。


ところが……
先日、S社が毎年催す小さなイベントに7年ぶりに参加させていただいた私は、そこでお会いしたG社長とA美女史の姿を拝見して、九回裏に逆転満塁ホームランを食らったピッチャーのように立ち尽くしてしまいました。正確には、S社の社員の方に教えていただかなければ、あのお二人だと気がつかなかったと言った方がいいでしょう。
まるで魔法にかけられたようにA美さんが変わられていました。パパであるG社長とはひと回りプラスアルファの年齢差はあっても、おばちゃん年齢には変わりありません。でも宝塚出身の女優のように人目を引きます…具体的には、まず顔中に点在(という表現でいいのか。。)していたそばかす、シミの類が綺麗に消え去り弾力性に富んだ肌はツヤツヤです。腫れぼったかった目元は黒木瞳もどきに、セミロングの髪はツヤツヤ…これほど変わるのかと驚きました。仕事中のため業務のユニホーム姿ですが、以前とは正反対、どことなく垢抜けています。噂によると芸能人御用達のその手のサロンに通った….とか。噂の域は出ませんが、費やした費用2000万あまりとか…^^;

 

見た目だけではありません。外見に自信がつくとメンタルも余裕で満たされるのでしょうか。以前とは比較できないくらい丁寧に挨拶していただきました。

 

それと対照的なのはG社長…ひなびた野菜のようにしおれておりました。鋭かった眼光は牧師のように慈愛に富み、恫喝まがいにうってつけだった地声は予備校の人気講師のように聞きやすくなっていました。案の上裏では色々な噂がまかり飛んでいます。

仕事柄、企画も携わっている私はジャンルを問わず“ネーミング”にアンテナを張っています。ここ最近、思わず『座布団1枚!!』と叫んでしまったのは『逃げ恥』です。(ドラマは見ていません….^^;) これよりかなり前ですが、心底うまい!!!と膝を叩いたのが『野ブタをプロデュース』です。

 

それを思い出した私は思いました。G社長はひょっとしてA美さんをプロデュースしたかったのではないかと。『マイ・フェア・レディ』『プリティ・ウーマン』のノリです。

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やはり人って、その一生で何かを創り上げ残しておきたい。生きた証を記したい。富む者であれ、そうでない者であれ、それは一貫したヒトとしての想いではないでしょうか。

 

もう一線を退いても何一つ不自由しない経済的自由を手に入れ、次に血の通ったヒトをプロデュースするといった目標も達成したG社長は、一時的な“燃え尽きた症候群”なのかもしれない、と私は考えます。でも天から“もう、そろそろいいころかな”というお告げが来るまで生きていかねばなりません。次は何をみせてくれるのか。小さくなったG社長にこれまでにない親近感を抱きながら、京都に来る楽しみがまた一つ増え、何となく嬉しくなってきました。