場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

屋根裏部屋からの快感

昨夜は、私の師匠、プロJAZZギタリスト内山覚氏のLIVE♬でした。氏のギター教室に通い始めて4ヶ月、生徒という立場にて師匠のLIVEを堪能するのは今夜が始めてです。場所は中洲の老舗JAZZ live house NewConbo です。坂道が極端に少ない福岡市内は、自転車で快適に走れます。仕事を早めに終えペダルを蹴り、たった15分にて到着しました。夕方のラッシュ時なので確実にバスより早く、地下鉄なら片道200円かかる交通費がチャリならタダです。

 

今回のLIVEは、NHK世界ふれあい街歩き』『プロフェッショナル仕事の流儀』等に挿入曲を提供されているピアニスト村井秀清氏とのデュオです。お二人は約25年前バークレー音楽院留学時代の盟友とのことです。個人的には、ROCK♬でもJAZZでもお互いの楽器の領域が存分に活かせるトリオ編成が好みです。ピアノとギターのみだとどうしてもバッキングの低音部がスカスカになるのではというおもいがあるからです。

 

さすがプロです。そんなおもいは瞬時に秒殺されました。確かにBassが絡まってこないので物足りなさは拒めませんが、師匠のギターの低音弦がその空いたボトムパートをほどよい隙間を保ちながら埋めていきます。またデュオとしてのアレンジが施されております。レッスンの時から師匠の低音弦のごっつさは身にしみておりましたが、観客で埋まったLIVEで本領発揮というところでしょうか。ちなみに師匠のギターはPRS(Paul Reed Smith)です。終演後に伺ったところギターの機能よりも、アンプとのセッテングだそうです。全てがこなれてきて目指す音が造れてきた、とのことでした。音造りは奥が深いです。

音楽で食べていくことも会社勤めもベースは同じ
やはり人間力というところでしょうか。表現手段としての音楽♬には、如実にそれは現れます。それと何より大事なのは、人との縁と信頼関係。仕事の声がかかるのかスルーされるのか、またその場限りではなくリピートしてくれるのか否か。理不尽な依頼には勇気を持って断固拒否することが、付いてきてくれるファンへの信頼につながるのでしょう。この辺りは我々組織人と全くかわりません。
大ホールでの有名どころのコンサート♬もいいですが、こういう50人も入れば満員となるハコでのLIVEの空気感もまた格別です。

前売り    3500円
2ドリンク  1000円
交通費      0円

 

太い梁(はり)が突き出ていて『頭上に注意!!』の張り紙が目立つここから、black coffeeをすすりながら、音に酔います。屋根裏スペース最高!!なんです。(^^v 頭ぶつけない限り。

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