場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。昨年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

ライフ、ワーク、バランス。

睡眠時間以外のほとんどを仕事に費やしていた週でした。とにかく拘束時間がハンパでない案件でした。いや〜ツライですね、コレ。好きな音楽♬を聞くことも、皆さんのブログを定期的に目を通すことも、読書もままならない、キツいです。(TT)
頑張ったおかげで予想以上の実績を叩きだすことができ、大満足です。

ただ、これがそのまま報酬に反映されるかといえば、必ずしもそうではありません。組織人の悲しい性(サガ)です。ここでよく勘違いするのが、一人でやれば全て自分のモノになるのに、という想いです。いやいや、会社の看板で仕事ができ経費を全て持って貰っているという事があっての成果です。そのあたりは決して勘違いはしません。

 

しかし、そうは言っても人間です、幾らかの野心も備わっております。このあたりのバランスは難しいです。こういうとき、私は10年近く前に仕事で連泊していたホテルで知り合った。悠々と経済自由人を達成された紳士のことを思い出します。


その方は、当時で60歳過ぎでした。なにやら中小企業の貿易時に発生する関税のコンサルのような仕事をされており、現在の住まいであるカナダのトロントと米国、シンガポール、日本を行き来しつつ仕事をこなしている方でした。ずっと外資系の企業で幹部として活躍、50歳で早期退職、現役時代からの投資にも成功し、経済的には何の不安もなくそれこそ悠々自適に人生を謳歌されていたそうです。確か奥様は、カナダ人とかでした。私には、この方と逆パターンでカナダ人と結婚しマニトバ州に住んでいる叔母がおります。これが共通点となって話が弾んだのでした。

 

経済的に何不自由なく過ごしてはいけます。資産の運用さえ行っていればいいのです。これが人生の目標だった……はず、です。でも何かこうモノ足りない。ガツン!!!とくるモノがない。ノックダウンが見られないボクシングの試合のように何かが足りない。

 

で、再度現場の荒波へ前職のスキルと人脈を生かし、起業されたそうです。競争相手も少なくないのでなかなか儲けるというところまではいかない、とのことですが、余裕の資産があるので、そうあくせくする必要はありません。

 

私は、羨ましくて仕方ありませんでした。ビジネスを通じて社会との接点も強固になり、資産もある。自分が役立っているという自覚もある、それに伴う報酬もある。どう考えても私に考える理想です。素晴らしい!!!

 

周囲からはそう見えてはおりましたが、どうやら本人は別のことが頭を掠めるようになっていたそうです。


日本に戻り、故郷の静岡に住みたい。日本の地で骨を埋めたい!!  これだ、そうです。年齢とともにその思いは、雪だるま式に膨らんでいく、との言葉が印象的でした。
でも、カナダ人奥様にはまだ、話されていない、とのことでした。


仕事とお金、健康、どこに住むか、家族は……人と比べるのではなく、自分の求めるものは何か、長寿社会になればなるほど、このバランス感覚が求められるようになってきていると、実感した次第です。

あれから、10年その方は、もう70歳にはなられているはずです。どうされたのでしょうか。

 

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