場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。昨年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

事務女子から現場ガテン系へ独立したNさんのストーリー

『現場が近くだったので、寄ってみました...』
作業服姿も勇ましくNさん(26歳女性)が事務所を訪れてくれました。
4年前まで、弊社の顧客ででもある電設材料系商社にて一般事務として勤務していたNさん。ある日休まれた専任配達員の代わりとしてお客さんの現場に製品を持って出向いたことから独立のストーリーは始まりました。

建設中のビル内部にて電設の敷設工事をされているお客さまの元に辿り着いたのはいいのですが、お客さまの第一声がお叱りの言葉だったそうです。
『ヘルメット被って入ってこい!!!!常識だろ!!』と。


それでも、なにか現場に惹きつけられる空気があったのでしょう。以降自ら機会を作り上司の許可を得て様々なユーザーさまの元に配達&営業として直接出向かれたようです。エアコンの効いた事務所を飛び出し、寒暖の差がピンポイントで作業者に降りかかる屋外での作業現場へ、Nさんが何に惹きつけられたのかはわかりません。

 

そうこうするうちに、現場作業員として働きたいとの想いがふつふつと芽生えてきたようです。いろんな経緯があった分迷いも途絶えることがなかったそうですが、育ってきた独立への想いを貫く為今の商社を退職し、顧客でもある設備業社の元に中途入社されました。しかも事務スタッフではなく現場作業員としてです。当然ご家族は反対し、周囲も引き留めたようです。自慢だったキレイに手入れされたネイルも短く切り揃え、現場には朝早く駆け付けなければなりませんし、待機もあります。
そういう毎日に飛び込む気にさせたのは、いったいなんだったのでしょう。もともと若いヒトが続かず、また入って来ず困っている業界です。

 

そして社長に....
途中でやめたいとおもったこともなく約3年半の修行期間を得て、今春ついに独立されたとのこと、当面は修行していた業社の下請けでしょうが、1人でも社長は社長です。
いかにも現場帰りらしく、作業服にはところどころ汚れが見られるNさんに思い切ってたずねてみました。


事務仕事から現場仕事へ惹きつけられたのはなぜか?

『う~ん、やるヒト少ないし稼げるとおもったから...まだ稼げてませんが...』
確かにまだ稼げてないでしょうが、こうして以前取引のあった会社に顔を出すということは、それなりに手応えを感じているのに間違いありません。

以前とは違う化粧気が失せたその顔からは、秘めたる余裕が窺えました。


次回お会いするとき、クルマが今の軽トラからハイエースに変わっていれば、しっかりと稼いでいるとおもわせていただきます。


過労自殺が問題になっています...

人生において...仕事って...なんだろう...将来をみつめるNさんの強いまなざしを思いだし、ふと考えてしまいました。

ん?やるヒト少ないか.......。

 

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