まずは足元から守ります
わたくしごとで恐縮ですが、この20年ほど真夏であっても外出時においてはサンダルの類を履いたことはありません。街中をビーチサンダルで歩かれている方をみると、もしも有事の際アレで逃げることができるのかな、間違いなく怪我するなと背中に冷たいモノが流れます。“そんな大げさな!”、と廻りからは笑われます。確かにそうかもしれません。
自分でも多少トラウマになっているのかも、とおもったりもします。ただ、夢のようなスマホが世に溢れ、西暦の年号数だけは重ねても真の平和からはほど遠くなるばかりの昨今、何が何時我が身に振りかかってくるのかは、誰にもわかりません。
阪神大震災の際、まだ阪神電鉄も途中路線までしか復旧運転していないころ、私は避難所にいる知人に水を届けるため運べる限りのペットボトルを背負い現地入りしました。阪神電鉄御影駅で降ろされた私は、肩に喰い込むリュックの重みも忘れるほどその場に茫然と立ちすくみました。自衛隊が散布する消毒液と煤煙となにやら入り混じったような匂いが鼻を突き一瞬気分が悪くなったのを覚えています。まだ撤去にはほど遠いうず高く積まれた瓦礫をみて、足をやられたらどうしょうもないな...と強く感じました。
まず安全は自分から、でないと愛する家族や弱い立場の人々に手を貸すことはできません。災害時、足をやられたら身動きとれません。ソフトターゲットという新たなテロが頻発している世界、逃げるにせよそれは同じだとおもいます。“自分だけは大丈夫”は過信です。できる範囲の自衛で身を守りたいとおもいます。
体質なのでしょうか。梅雨時や真夏に合成皮のシューズで丸1日GOLFに興じても水虫になったことはありません。スーパー銭湯の足ふきが原因で水虫がうつったとかよく聞かれますがそれも皆無です。まずはその体質に感謝です。
夏の定番は、ジャックパーセルの白!! 季節まるごとコンバース派です。