場外乱闘、もあり。

50代中小企業崖っぷちのオヤジです。2015年体調を崩し長期入院。カラダもギリギリ。土俵際、俵に足の親指1本からの逆転を目指します!!

無人駅と桜、あとは......

京都から京都縦貫道を約1時間あまり日本海の方角へ。この辺り、冬はザラついた枯木色が目につき景色そのものが寒々としています。カキーンと晴れわたる日も少ないようで、とにかく背中も丸まりがちでした。ついこの前までは。

地元の人によると変化はこの10日間ほどで一気に訪れたようです。

天から降ってきたように春が訪れました。いつの間にか、この3〜4日ほどで桜も満開。


有名どころの桜、川の土手の桜ももうあきました。そこで無人駅と桜が個人的なテーマです。実によく似合うと思うのですが。
あと欲を言えば学校帰りの学生さん、もちろん制服の方達(部活ジャージ姿でもいいなあ)がちらほらと佇んでいてくれるともっと雰囲気が出るのですが。でも、今は残念ながら春休み、でした。

それより、そんなトコ撮影しようとするなら変なオヤジに思われそうなのでやめておきます。^^;

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里山の日暮れ、無人駅、桜、逆光でした。

ブラックゆえの旨味とは

Rさんがなぜ今の会社に居続けるのか全く理解できません。在職すでに10年以上。差し障りがありますので詳細は避けますが、実家はお兄が引き継がれている製造業です。どちらかというと服飾系に属するのかと思います。お兄様で2代目のようです。手伝って欲しい、コールが凄まじいのだそうです。兄弟仲も睦まじい限りだそうです。なのに彼は、漆黒ともいうべきブラック企業に勤務し続けて居ます。昨今の風潮から勤務状況においては多少は、改善されておりますが、それで休日出勤の多さはあの電通に匹敵か!?というレベル。代休も名ばかりで‘休んでいる’ことにして自主出勤として業務をこなす、細胞レベルのレッドオーシャン業態(これも最近はマシになった、と聞いています。まあ日本の中小零細企業は似たようなものですが….)実家に戻れば即、専務なのですが。。。

いつでも戻れるというメンタル的余裕で保っているのでしょうか。


そして最近、新たな事実が…なんと奥様の実家もとあるサービス業を広く展開しているとのこと。こちらも現在は義弟の方が経営者となっているようです。業界は違えど営業の荒波にのまれてきたRさんへの‘アニキ、手伝って!!’コールがもう数年来続いているとのこと。

要は、どちらに転んでも「専務」なのです。私なら即ゴロンと転がるのですが。


Rさん、ひょっとして激務が快感になっているのでは。ストレス太りの真実は、帰宅がいつも23時ごろで食って即寝る生活だからなのです。いつまでそういう生活続けるつもりですか?

いやいや、勤続中の企業がブラックであるのは事実ですが反面、なんらかの旨味がありそこの蜜を放したくない。転んだ先の役職はたとえ専務でも、ガチで業務に身を入れなければ他の社員を路頭に迷わしてしまう、その責任感が耐えられない、とか。


何事もその人の身になって見ないとわからないものだと痛感した次第です。

 

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その人なりの旨味があるのかもしれない。

心の中に陽だまりはなかったのか?

*閲覧注意!! 画像はありませんが、脳内妄想される方はご注意ください。

 

幕が降りるように目の前を遮断機が閉じました。アポの時間には十分間に合うのでのんびり構えていました。どんな時も練習!!と規則的に鳴る踏切の警報音のウラを左足で取ります。3月20日13時20分ぐらいだったでしょうか。フロントガラス越しには3月らしさの微塵もない重い鉛色の雲しか見えません。寒冷前線の影響で春らしくない薄ら寒い日が続きます。ここは阪急京都線富田駅前、そういえば地上駅って昔ほど見なくなったなあ。遮断機に付帯している電光ボードの矢印は京都方面からの大阪に向かって指し示しています。長いなあ~ここひょっとして開かずの踏切か!!!ウラを取るハズが微妙にズレてきました。しかし長い!!まだか?見るともなしにバックミラーを除くと後ろはタクシーで運転手とお客が何やら会話を交わしているようです。

 

えええ?長すぎ!!!!列車が通り過ぎない!!!何これ?横で停まっていたバイクのお兄ちゃんが遮断機の方をにらみつけながらUターンをしていきました。サイドミラーに視線を写すとすでにクルマが数珠つなぎ状態です。ええええええ?とっくに7分以上が経過しています。リズムトレーニングをしている場合ではありません。ちょっとおかしくない???亀が甲羅から首を伸ばすように、タクシーの運ちゃんが窓から身を乗り出します。オイオイ、列車の異常だな、こりゃ!!!すでに10分になろうかとしています。すでに警報機の音が神経を逆撫でするかのように耳に響きます。狭いがハンドルを何回も着ればUターンは可能でしょう。アポ時間には大丈夫….ともいえなくなってきました。よしUターン!


その時4~5名の駅員がホームを飛び降り駆け寄ってきました。ビニール手袋をはめた手で持ってきた大きなビニール袋を広げその上にバケツにようなモノを置いています。他の駅員は視差しながら線路の沿って10m前後を行ったりきたり。物体らしきモノ(茶色くみえた)を拾った駅員がバケツに駆け寄りかがんでは入れていきます。遮断機の周辺に集まってきた人たちがザワつきます。


オイオイオイオイオイ!!!!!!! ♯阪急富田駅で検索
「阪急富田駅、えええ!今ホームから人が飛び込んだ!!」
「轢かれる音がヤバい!!!」
「人身事故、しばらく動かない!!またか!」

遮断機が降りる前に通過した列車で事故があった模様です。

10回ほどハンドルを切りなんとかUターン。連なるクルマの列を脇目に大まわりして目的地に
向かいます。けたたましくサイレンが鳴り消防車、パトカーがすっ飛んでいきます。回り道しても踏切りが開かないため大渋滞。途中で顧客に遅れる連絡を入れる。内容を告げると受話器を持った女性スタッフが固まるの気配がしました。一旦市街を抜け隣街から回り込むようにして顧客へ20分遅れで到着。


どういう理由で自らの意志で人生の幕を下ろしたのか。どういう人か知らないけれど心の中に陽だまりはなかったのでしょうか。今朝出かける前、来月半ばに第一子が生まれる若いスタッフと話しをしてきたばかりです。来るべき命と自ら閉じる命。誰もが望まれてこの世に生を受けたハズ。いたたまれない気持ちで心もこの日の空のように鉛色に染まりそうな1日でした。

 

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やっと春ですね

バイバイ、イケイケくん

 

出会い、別れの春です。人が動く季節です。オリンピック関連需要、とりわけ土木系は今年がピークでしょう。これまでオリンピック景気は、開催年前年に株価が下がるというのが通り相場でした。それを見越しその後のステージに照準を合わせるかのように、お得意先数社にて実施された人事の入れ替えが我々外部にもオープンとなりました。


その結果に唖然としてしまいました。
大地を蹴って最終コーナーをやり過ごし、砂塵を巻き上げながら疾走する我が本命馬がゴール手前で事故にあったかのようなショックです。

私の顧客数社が目を疑うような人事を見せてくれました。営業本部長間違いなし、とされていた(下馬評ですが)お方達が全て横滑りです。代わりに主役に抜擢されたのは、これまでのイメージでいう本部長らしくない人物の方々。

時代の変化を強く感じました。万物は流転しているのです、

営業本部長といえば、押しも押されぬ花形です。弁が立ち、お酒の席が大好き、GOLF焼けで年中浅黒く、社内外幅広い人脈(ウラも含めて)を持ち、イケイケポジテブ。これが我が業界の古くから固定イメージ化された営業本部長の姿でした。


ところが抜擢された方達は、どちらかというと全体に地味、ピンストライプのスーツなど絶対に着用しないタイプ。飲み会は最低限、1人ジムで汗を流すか、早々に帰宅し自分の時間を楽しむタイプです。当然、仕事はできますがどちらというと埋没してしまうタイプです。

根本の一因として働き方改革があるのでしょうか。イケイケだけの時代ではなくなっているのかもしれません。本命とされていた方達との駆け引きはどうなるのか、今後見守って行きたいです。将棋の世界では15歳の中学生が大先生と呼ばれる先駆者たちをなぎ倒す時代です。潮流を見抜けなかった私も勉強になりました。でも、何かこうワクワクしてきます。変化を観察しつつ時代の波に乗りたいものです。

 

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裁判の報復.....かも。

 

joegai.hatenablog.com

 

保険業に従事する知人自ら過去にお世話になったこともあるという、信頼に値する弁護士さんを紹介してもらう手はずになっておりました。ネットで調べたり、GOLF業界に精通している先輩から預託金返還に関するトピックも拝聴したりしました。結果、一言でいうと全額返還は難しいとの見解を得ました。予想通りです。でも、出そう出ないくしゃみのようで何かこう気持ち悪いのです。

紳士のスポーツ&ゲーム?マナー&礼儀が何より優先される?、オイオイ約束を守らずして紳士ってか?どの口がいうとるんや!

とりあえずある程度の費用はかかってもこちらの正当性を主張したい、泣き寝入りしたくない、こういうたぎる想いを秘めてとりあえずは無料の電話相談からとっかかり、1段ギアを上げて1時間5,000円なりの対面相談へと進めようと思いました。

『裁判。。。』いざとなるとこの言葉の持つ重さがドシッと素人身に乗りかかってきました。これまで人ごとだったその単語が我が身にとなった途端、原告側であろうとけっこうな負荷を感じずにはおられません。そして報復という単語が連想ゲームのごとく頭の片隅にちらつき始めました。昨年夏まで福岡に住んでいたので北九州の893の方々の一般市民をも巻き込んだ抗争を見聞きしていたからでしょうか。それも数%かは関与していますが、それよりも「押し屋」の幻想をみてしまったことが大きいのです。

「押し屋」?

読み始めたら寝不足必至、伊坂幸太郎作品の中でも私にとっての金字塔「グラスホッパー」に登場する‘押し屋’………. 言葉そのままです。押すことにかけてのプロです。駅のプラットホームで、交差点で、押して殺すのです。それが手口鮮やか、第3者が押したと周囲に絶対感づかせることなく、自らの意思で飛び込んだとしか見えずに押す。
必殺仕事人のごとく、普段は一般市民として生息しています。キチンとした家庭を持った企業人であったりします。しかし闇の世界からの依頼があればコトは決行されます。

読後、プラットホームの前で立つコトができなくなりました。交差点も然り。

考えすぎなのは百も承知です。が、『絶対無いということは、ない』という黄金律を信じて疑わない私は、今後起こりうる全ての不幸ごとをそれのせいにしてしまいそうで非常に煩わしいのです。
特に家族にコトが及ぶのではないか、との思いが頭のスミに0,00001%でもちらつきはじめることが憂鬱なのです。

会員からの預託金返還問題が頻発しているが、現行の経営状況を説明すれば、皆おとなしく引き下がっているんじゃ、裁判だと!! コイツだけなにさらしとるんじゃ~!!!!!! ちょっと痛いめに合わせたれや~ (アウトレイジ風^^;) 死人に口なし。。。。。

というわけで様子見という名の泣き寝入りです。まあ元は取らせてもらっているので、ちょっとした投資に失敗したと無理からの自分説得という泣き寝入りです。

 

考えすぎというコトは重々承知しています。しかし『絶対無いということは、ない』

 

グラスホッパー (角川文庫)

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買い物依存という悪魔


昨年GW突入前、春の大バーゲンで来春用にとお気に入りの衣類を数点買い込んだスタッフのHさん。そのお気に入り、ほとんど袖を通すことなくリサイクルショツプに持ち込むことになりそう、とのことです。この週末の陽気で娘さんと梅田界隈に出かけ…後はお決まりのパターンで、ザ・衝動買い。そうなるともうダメです、昨年あれほど胸ときめいて手に入れた衣類、どうも陳腐なものに見えてしまい袖を通す気が失せたそうです。新品のままの方が高く買い取ってもらえる、と自己暗示状態を貫くようです。

実は何回も言っているのです、Hさんには。バーゲンの裏メッセージは、『在庫整理』なんですから、と。どの業界も同じです、言葉のマジックです。

モデルチェンジ→(コストダウンを含む)手直し
中古品→ビンテージ
廃材→リサイクル資源
おすすめ品→利益が取れる

比較的安価なカジュアル衣料だということは昨年も聞いていたので、Hさんのメンタルを正常に維持するための年中行事なのだとしたら、致しかたないかもしれません。

ただことしも同じことを繰り替えさないことを祈っておきます。

 

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